かものはし日記2019年11月号
11月1日
発売中です
よろしければ是非
次で完結します
11月2日
電気少女の青い花
俺のロボ展2019に参加します
11月15日から29日まで
東急ハンズ渋谷店B2Cフロアにて
絵の販売と目録も販売しております
よろしければ是非
テーマはレトロフューチャー
僕の絵は、電気的宇宙論をベースに
フィラメント構造のプラズマ少女を書いてみました
11月3日
電気少女の赤い花
青い花と赤い花の2点を展示販売いたします
よろしければ是非
11月4日
久々に重厚な歴史ものを観てしまった
基本的に歴史ものも戦争ものも好きじゃないのだけれど
すばらしかったです
やんちゃな王子がイングランドの王となったヘンリー五世の史実ものですが
ちゃんと現代風にアップデートされているところがさすが
・
チャリティ展終わりました
いらしてくださった皆様
絵を買ってくださった方、お酒を買ってくださった方
ありがとうございます
11月5日
11月6日
誘われてイメージフォーラム@渋谷
サタンタンゴという映画を観る
上映時間が7時間18分もあるのに150カットしかない
(休憩が二回ある)
ひとつひとつのシーンがものすごく長い
いわゆるアート映画でしたが
ドローン系音楽をバックに延々と続く美しいモノクロームの長回しは
なんだかデヴィッドリンチぽいし
構成もよくて
なかなか面白かったです
(ただ猫の虐待シーンがあるので、おすすめはしません)
まあ、こんな映画は誘われないと絶対見ないので
誘ってくれた方に感謝です
長回しはいい
人生は長回しなのだ
ハリウッドの映画のような短いカット割りのシーンなんて
長い人生でほんのわずか
11月7日
11月8日
川越の太麺焼きそばというのにはまってます
スーパーで見つけたら是非お試しください
・
ご近所は酉の市
露店が減ったなあ、寂しい限り
これも後継者不足でしょうか
・
「居眠り磐音」を観る
なかなかよかった
先日紹介した映画キングでヘンリー5世を演じたティモシー・シャラメもそうですが
松坂桃季も色気があるなあ
やはり時代劇は定期的にやっていかないと
ロストテクノロジーならぬロストカルチャーになってしまう
11月9日
そうか
ティモシー・シャラメがヴィルヌーヴ監督のDUENで
ポール・アトレイデスを演じるのか(ドンピシャじゃないか)
それは期待大!
・
久米*ネット
先週あたりから始まったようです
世の中に
オピニオンリーダーみたいな人がいなくなってずいぶん久しい気もしますが
久米さんはもう自分が立たずにはいられないという感じなんでしょうか
リーダーがいなくても成立する社会
個人個人が一人で考えて行動する社会
そういう社会はSFにすらないのだ
11月10日
最近の動物ものドキュメンタリーって
画像がクリアすぎて
現実感がない
CGっぽい(笑)
11月11日
ラジオで
SF作家の眉村卓さんが先日亡くなっていたことを知りました
司政官シリーズは
わたくしのベストSF小説のひとつです
特に「消滅の光輪」
組織と個人の葛藤を描いた
インサイダー系、官僚SFの名手でした
ありがとうございました
11月12日
あおり運転が横行しているようですが
対処法が youtubeにありました
デヴィッドリンチ監督のロストハイウェイの一場面
やはりリンチ監督は愛の人です(笑)
11月13日
SFの日々
ぼくはただ自分が観たいSFを描きたいだけなのだ
望むものはそれだけ
11月14日
アメリカがソ連に月面着陸で先を越されてしまった歴史改変SF
第一話はソ連の後アポロ11号がなんとか月面着陸を成功させます
(ほとんど不時着、主脚が折れていてこれじゃ帰れないんじゃ・・)
アメリカとソ連の宇宙レースが終わらなかった場合どうなるかというのがテーマだそうです
女性宇宙飛行士を月に送ったり、月面基地とか作っちゃうらしい
いろいろ考えるよなあ、さすが
とはいえ
希望としては
アポロ11号も失敗して、アメリカの権威が失墜して
マルクス主義が世界を席巻する素適な?未来を描いた方が
よりSF的ではある
11月15日
本日より俺のロボ展です
よろしくお願いします
渋谷の東急ハンズです!
11月16日
「人からこんなにやさしくしてもらったことは、今までなかった」という
京アニ事件犯人の病院スタッフへの感謝の言葉
人が人にやさしくすればこういう悲しいことは起こらないはずなのだが
なぜか
人は人に対してものすごく残酷なのだ
なぜでしょう
11月17日
11月18日
わたくしの青春の愛聴盤(1986)
が再発されるようです
インダストリアルノイズバンドSPKの最高傑作
数十年ぶりに聴いたのですが、ぐっときてしまった
11月19日
appleTVのSFドラマ
for all mankindが結構楽しい
最初は普通の群像劇でしたが
5話あたりからSFしてきました
だんだんSFになってくるというのが新鮮
月で水が見つかり
月基地の基礎となる居住モジュールが月に着陸
月の裏側に住むエイリアンとの戦いの準備は着々と・・
(後半、うそです)
11月20日
mariska baars & rutger zuydervelt / eau
青一色
11月21日
11月22日
11月23日
しとしとと降る雨の中でふと思う
「自己憐憫」 DHロレンス
野生なるもので、己を憐れむものを見たことがない
小鳥が凍え死んで枝から落ちようとも
決して自分を惨めだとは思わない
デミ・ムーア 主演の映画GIジェーンのラストに出てきたロレンスの詩
当時この映画を観て、この詩を知りました
好きな詩です
11月24日
しとしとと雨が降り続く
もう三日目です
11月25日
4日ぶりのお日様
・
dune prophecy theme / brian eno
恐れてはいけません
恐怖は心を殺すものです
恐怖は完全な抹消をもたらす小さな死です
私は恐怖に直面します
私は恐怖が私を通り抜けることを許します
恐怖が過ぎ去ったとき
私はその道を見つけるために内なる目を開きます
恐怖がなくなったところには
何もありません
ただ私がいるだけです
( フランク・ハーバート)
11月26日
the other side of rick wakeman (2006)/ アルバム「アーサー王と円卓の騎士」(1975)から
今聞いても超名曲
御大のピアノは音のつぶつぶ感がとても気持ちがいい
11月27日
jokerを観る
人は人生のほとんどを妄想の中で暮らしています
物語(妄想)が人を救うことなど決してないのに
そこから出ようとはしないし
出る方法もわからない
人生を物語として生きることをやめないと悲惨なことになっちゃう
バットマンもほんとはいないのだ
「今」を受け入れず
「過去」と「未来」という妄想(joke)こそが悪なのだ
という映画なのかも
11月28日
gjertrud lunde(イエトゥルー・ルンデ)
jokerを観て、色相が曇ってしまった人は
これでメンタルケアを
来年来日するそうです
11月29日
11月30日
学ぶ者の準備が整ったとき
教師はひっそりとやってくる