かものはし日記 2020年12月号
12月1日
情熱のダリア
友人から頂いたウーロン茶があまりに美味しいので
朝は、コーヒーの代わりにウーロン茶
すずのね茶園の黒烏龍茶
おすすめです
12月2日
モチベーションの時代から情熱の時代へ
12月3日
スペシャリストからジェネラリストへ
これからは
専門家ではなく
政治経済宗教文学芸術から科学、量子力学まで
あらゆるジャンルを総括することができる人が求められているような気がします
12月4日
イモータン・ジョー死去
ご冥福をお祈りいたします
12月5日
野菜がやけに安くて助かります
野菜をいっぱい食べましょう
・
アレシボ天文台老朽化で崩壊
プエルトルコにある007にも出てきた巨大電波望遠鏡
1974年に宇宙人に向けてメッセージを送っていましたが
送信は一回きり
送信を続けると宇宙人が攻めてくる恐れがあるからというのがその理由
ほんとかいな
12月6日
クルアンビンはいいよねえ、この緩さに救われる
こういう感じの絵が描けないものかな
この曲は、late night talesという有名なコンピアルバムに入っているそうです
12月7日
もう二極化はやめましょ
「善か悪か」ではなく
「善か、あるいはもうひとつの善か」と考える
アンソニー・ウェストン著 ここからはじまる倫理
12月8日
なんか笑っちゃうけど、うっとりだよ
キングクリムゾンのアムステルダムライブ以来の衝撃
ベースのお姉さんは特級呪霊ですね
12月9日
これも素敵
・
abemaTVで再放送していると
つい全部何度も見てしまうアニメ
はたらく魔王さま!
原作はもっと長いようですが
アニメの静かな終わり方が好き
12月10日
12月11日
12月12日
すっぴん
喜びが化粧を落とせば悲しみになる
12月13日
12月14日
12月15日
思考と折り合いがつかなくなった時、人は言葉を話す
心の孤独に住みわびると、人は唇に移り住む
(カリール・ジブラーン/ ザ プロフェット)
12月16日
12月17日
wind maker
12月18日
風ラジオ・風のアンテナ
・
友人のキンドル漫画「昭和小僧」第三弾発売中
みんなで人の足を持って階段を引きずりおろすという
いわゆる「階段落とし」というひどい遊びは
神奈川だけかと思っていましたが
意外や全国区
脊髄とか痛めて、半身不随になったらどうするつもりなんだ、というのは平成令和の見解
昭和は特に誰も何も言わなかった
ずいぶん雑であったな
こういう遊びが、なんとなく全国に浸透しているのは
情報の伝達でそうなったというよりは
集合無意識のなせる業なんじゃなかろうか
12月19日
新刊 kindle漫画 Space Flowers 発売中です
いっぱい描いてすいません
よろしくお願いします
ー科学的精神と宗教的精神の調和
宗教団体によるAIの開発
AIの苦悩
旧帝国の機動兵器
軌道エレベータの解体作業
空という非計算領域
そして
おにぎりの具
AIと女は、空の中にある森へと向かう
空は私たちの故郷
空を見上げましょう!ー
今年、ノーベル物理学賞を受賞されたロジャー・ペンローズ博士の
「意識はマイクロチューブルにおける波動関数の収縮として起こる」
という呪文のような文章にぐっときて描きました
ペンローズ博士は、なるべくばかげた仮説を提唱するように努めているそうです
すばらしい!
12月20日
時の流れを止める
12月21日
underworld + the necks / appleshine continuum
テクノミュージックのアンダーワールドと
オーストラリアのエクスペリメンタルジャズトリオ the necksとのコラボ
素晴らしいです
作業用
・
冬至
今夜は寒いし
頂きもののソーセージもあるので
ポトフを作りました
和風だしのシンプルポトフ
12月22日
空の音楽、雲の歌、風のリズム
(少女の風切り羽 シリーズ 15作目)
もうちょい描き込んで来年の1月15日からの
ギャラリーまぁるのグループ展に出品します
12月23日
木星と土星が大接近して
占星術的にはグレートコンジャクションという
地の時代から風の時代に移行するという大イベントだそうですが
そもそも占星術が
幸せとか、恋が成就するとか、お金がはいるとか、仕事運がどうとか
という昔ながらの価値観を変えるべき
12月24日
緊張の糸から伝わるもの
(少女の風切り羽シリーズ 16作目)
少女(女性性)、静寂、空間、シンプル
そして動的平衡
なかなか難しい・・
これもちょこちょこ直して出品します
12月25日
ジョージクルーニー監督主演のSF映画
映像もすばらしくて役者もいい
けれど脚本は・・といういまどきのSF映画でしたが
そんなに悪くはない
ちょっとソラリスっぽいところが好みかな
12月26日
競争相手のいない場所へ
同じ価値観の中で
誰かと競い合うというのは、本当に古臭い気がします
競争相手のいない場所
自分だけの価値観の中へ
12月27日
12月28日
受動的世界観
心理的時間を見抜き
真の時間に触れ
因果律から自由で
矛盾律をも恐れず
自然の流れに身を任せる
あるがままから逃げない
・
好みです
イタリア産音響派ミニマルジャズ
12月29日
シンクロニシティの森と都市
世界との同調率を上げる
孤独であることを受け入れないと
世界と同調できない
ゆえに
世界は
常に
お前は孤独だ、ということを
突き付けてくる
この矛盾律が世界とつながるための絶対条件
世界がメインコンピュータとするならば
人というのは
なんと不思議な(過酷な?)端末なんでしょう
12月30日
世界よ、アクセス許可を!
・
今年ぐっと来た映像作品は
トム・ハンクス脚本主演の戦争映画、グレイハウンド
サム・メンデス監督のファンタジーみたいな戦争映画、1917 命をかけた伝令
メル・ギブスンとショーン・ペンの役者力がすごい、博士と狂人
日英合作のクライムドラマ、giri/ haji
とはいえ、これらも古い物語に支配されています
(giri/hajiはちょっと新しかったかも)
世界が物語(先入観といってもいい)である以上
物語が新しく変わらないと
世界も変わりません
物語(幻想)をぶち壊す物語を
劇薬のような物語を
幻想で幻想をぶち壊せ!
12月31日
理由もなく絵を描くのが好きです
次から次へとイメージが・・まったく湧いてこないのだけれど
描きたいものが何も思いつかないのだけれども
つい描いてしまう
描きたいものがないと
アイデアがないと
絵が描けないというのは先入観です
描くことと描きたいものは同時に起こります
あなたも理由もなく好きなことをしてください
老いるとは
経験が先入観となって
恐怖心で身動きができなくなること
情熱が失われたのではなく
情熱を阻害する先入観が増えただけ
先入観の断捨離を
良いお年を