かものはし日記 2021年12月号
12月1日
late night tales at the movies
映画史に残る名曲集
一曲目はライ・クーダーのパリ・テキサス
ぐっときます
12月2日
we have all the time in the world
女王陛下の007のエンディング
そして
今回のダニエル・クレイグ最後のボンド役 ノータイムトゥダイのエンディングでもあります
時間はたっぷりある
サッチモの曲はいろいろなものにあふれているよなあ
豊穣
12月3日
最後の決闘裁判
おそらく監督自身の処女作、決闘を男の美学として扱ったデュエリスト(決闘者)へのアンチテーゼ
見ごたえのある映画でした
脚本もすばらしい
そして
中世ってほんとひどい
アダムドライバー
こんなに存在感のある役者さんは今時珍しい
12月4日
12月4日
いくつかの日本のアニメ制作会社がつくった
スターウォーズへの新たな試み
実験短編集っていう感じなのかな
シスによるシス狩りとか
いろいろ工夫していて興味深いけれど
新たな火種を作り出すより
そろそろ戦争を終わりにしてほしい
宇宙に善悪なんてないのだ
ジェダイとシスの和解を描けるのは
おそらく日本だけかも
シスがジェダイに寝返る話とか観たい
12月6日
Kindle漫画 Spiritual Fashion 6 発売しました
完結編です
最後までお付き合いくださった方、感謝です
新たなシステム、集合無意識を引き算する「差引映写機」の稼働
タイトルのファッションは
衣服などの流行のことではなく、流儀と解釈してくださるとうれしいです
それぞれの人が
ディストピアでもないユートピアでもない
ステキで無常な未来を創るために
自分の流儀で行動する
けっこう自分のSFの理想形に近づいた気がします
よろしくお願いします
・
こーゆう未来はいやだ
デジタル独裁
ホモサピエンス最後の世代になる皆さんへ ユヴァル・ノア・ハラリ
12月7日
ゼノボットかあ
世の中が安っぽいSFになっていくのがどうにも・・
安っぽいSFって
必ず何かが暴走(制御不能)するんだよなあ
科学って自然へのハッキングにすぎない
12月8日
問うことが自立
宗教は答えを提示します
このストーリーを信じろ
これに従え
自分を他者にゆだねる
これは依存です
自分でありつづけるためには
問うこと、問い続けることが大切なんだと
そこで得た答えは
さらに新たな問いの種になる
12月9日
企業してお金持ちになって宇宙に行く
シンプルで純真な少年の夢
すばらしい!
12月10日
物質と反物質は完全に対称だそうです
物質と反物質はぶつかると消滅してしまうので
この宇宙の
物質と反物質の量が同じだと
この宇宙は存在しないということになります
どこかに非対称性がないと
我々は存在できない
非対称性こそが「意識」なのでは
と夢想します
次の漫画のテーマかな・・
・
ロックダウンの中、音楽を通して世界で最も美しい自然の場所への想像の旅に出るための9章
だそうです
12月11日
縄文式重機
・
matthew halsall / salute to the sun
アリス・コルトレーンやファラオ・サンダースを継ぐもの
モダンスピリチュアルジャズ
最近はスピジャズがいちばん気持ちがいい
・
悲観的になるのは簡単です
エネルギーいらないし
悲観って魅力的だし
だから
楽観的になるには、精神的な体力が必要です
体力を付けましょう
・
観ている間ずっとうれし涙で半泣きっていう映画もめずらしい
傑作です
12月12日
昨日は世紀の贋作作家
エルミア・デ・ホーリーが自殺した日だそうですが
エルミアさんのモジリアニの絵がすごく好き
12月13日
王様ランキング
慈悲はすべての王です
ボッチはすべてを許し
王様ランキングのトップになる
そういう話でしょう、きっと(願望)
12月14日
カズ54歳
やれても後6年って・・すごい発言
周りの罵倒に耳を貸さず、やりたいことをやる
意地じゃなくて情熱だよねえ
プロなら結果を残せとは言うけれど
人生はプロセスなのだ
こういう人、好きです
今時のパラレルリアリティな言い方をすると
これは
60歳までプロサッカーをやっているカズの平行宇宙なのだ
この宇宙に興味がなければ
他人は批判という絡み方をせず
別の平行宇宙へ行けばいい
12月15日
Scar Face
・
国際宇宙ステーションISSは
地上から400キロのところを飛んでいるそうですが
ここでは地球の重力が90%も働いているので
宇宙とは言えないそうです
一見無重力状態に見えるのは
ISSがフリーフォール状態(ワイヤーの切れたエレベータみたいな)にあるからだそうです
(地球に落ちてこないのは遠心力のおかげ)
前澤さんにはこの際もっと遠くへ、月の裏側へと
行って欲しい
12月16日
幻想に向き合え!
目を覚まして夢を見る
12月17日
アンテナ的なものがなぜだか好き
12月18日
ソフトタッチワールド
12月19日
軽蔑は停滞
尊敬は成長
そして変化
誰かを尊敬すると自分が小さくなってしまうような錯覚に陥るけれど
ホントは逆なのだ
尊敬は与えること
与えるから戻ってくる
軽蔑は自我(エゴ)が大きくなってちょっと気分はいいけれど、いろいろなものを遠ざける
尊敬は自我(エゴ)が小さくなることで、いろいろなものが戻ってきて逆に大きくなる
・
内閣府が出しているムーンショット計画って
銀河鉄道999の機械の体になるってことだよね
12月20日
良い恋愛とは
別れた後に
良い友人になれること
12月21日
待っていても何も変わらない
外側の状況が変わることを期待している限り
何も変えることはできない
自分が先、現実は後
自分が変わらなければ世界は変わらない
ということを
頭の固いというか論理的な人たちに説明するために
量子力学という学問は
生まれたような気がする
12月22日
何か大切なことを始める時は
細心のリラックスを
12月23日
自分の一番好きな場所にアンテナを立てる
・
まるで世界アンテナのようなイマジネーション(意味不明)
素晴らしいです!
12月24日
思考と行動は同時進行
アイデアは暖めない
即実行
暖めると腐る
構想うん年とかいうものが
ステキだった例が無い
・
王様ランキングが相変わらずすばらしい
この時代に必要なアニメ
世界はつねにニュートラル
弱者も強者も存在しない
ただ個性があるだけ
12月25日
作品を生み出すというのは
自分で自分を救う行為
そういう意味で、人生はアートなんだと思う
・
ブート音源を最新の技術でよみがえらせる
シリーズ第二弾
正確無比なヤキ・リーベツァイトのドラム
フリーロックの極北
12月26日
静かな身体
・
ヴィルヌーヴ監督のDUNEは
なんと3部構成の予定で
第3部は
原作の第2部、「砂漠の救世主」をやるそうな
ヴィルヌーヴ監督は
どんなイメージのギルド・ナヴィゲータを提示するんでしょ
リンチ版DUNEでは
いきなり冒頭にものすごいビジュアルのナヴィゲーターが登場しましたが
本来、原作では
砂漠の救世主でようやく登場するのです
原作では砂漠の救世主がいちばん好きです
妹エイリア、気位の高い本妻イルーラン
聖母のようなチャニ、そしてお母さんジェシカに翻弄されるポール
なんか辛そう
いちおう、ハーレムものかな(笑)
とても楽しみ
12月27日
幸せとは時間がなくなること
何かに熱中している時
時間は止まる
思考が止まる
12月28日
本当の世界は想像より
はるかに小さいものだ(ニーチェ)
・
カットされた白菜は
内側から食べた方が鮮度が保たれるそうです
12月29日
jah wobble's solaris / the mystery of twilight part 1
フリーロックです
ヤキ・リーヴェツァイトの正確無比なドラムが素敵
ベースはビル・ラズウェル
無敵のリズムセクション
ソラリスっていうバンド名は
ジャー・ウォブルがSFファンだから?
・
映画マトリックスってどうも苦手
この世界は
自分で作った仮想現実の中に
自分が住んでいるだけだ
ザイオンのせいにしちゃいかんよ
12月30日
枠外通信機
・
おお!、ここから始まるのか
うっとり
さすがタフだな、ボーバ・フェット
プロが真剣に二次創作をしている感がすばらしい
オタクが見たいところを見せてくれる
ジョン・ファブロー監督のオタク・クオリティは
JJエイブラムスとは比べ物にならないすばらしさ
見習いたい
12月31日
テレパシー
自分が内に秘めている言葉を
思いがけない時
思いがけない誰かが言ってくれる
誰かが言ってくれるから響くのだ