かものはし日記 2022年6月号


6月1日

ほんとの自信って根拠がないのだ

6月2日

アミ 小さな宇宙人 エンリケ・パリオス

人類の素敵な未来のひとつ
科学は量子力学あたりがいつか愛を発見するでしょう
SFも愛について真摯に挑むべきです
スピ系だと毛嫌いせず、なんか気持ち悪いと感じてもSFとして読んでください
けっこう古い本ですが今こそ読むべき本かもしれません
買うと4千円以上するので
図書館で借りましょう

宇宙人なんていないと思っていましたが
最近いるような気がしてきました(笑)

おびわん・けのーびー3話

物語を嗜好する人というのは
というか
人類は
もうパンピーよりオタクの方が多数派なのだ
普遍性はオタク心の中にこそある
それがわかってないよなあ(笑)

6月3日

自分を正当化することと
自分を愛することは違う
我慢することと
受け入れることは違う
どう違うんでしょう?

6月4日

sussan deyhim & richard horowitz / desart equations

イラン人のボーカリストとアメリカ人作曲家のコラボ
すごくかっこいい!おすすめです

道端に誰かが落としたであろう折りたたみ傘のカヴァーを
汚れないように
誰かが目の前の電信柱にガムテープで張り付けておりました
日本て優しい国だよなあ
落とした人が気が付くといいね

6月5日

kindle漫画 Scar Face 3 発売しました

闇の音楽
暗がりの小さな光を
見つけやすくするために
音楽は自ら進んで
闇を作り出すことがある
クラリネットが闇を奏でる

恐怖心と自分自身を愛でるソフトSF三作目です
よろしくお願いします

むか~しの本もキンドルで復刊

another green world

これも是非

6月6日

fire! / defeat

モノクロなジャズ
相変わらずマッツ・グスタフスンのホーンはかっこいい

昔に比べると病名ってものすごく増えているような気がします
呪術廻戦的には、病名は呪詛です
なんとなく体調が不調というもやもやした感じが
病名を付けることで病気が確定します
とても量子力学的
世界は観念でできているのです
なんとなく不調な時は
体を休めればいいだけのこと
「病名」って意外とウイルスより恐ろしいかもなあ

6月7日

自分の現実は自分が作り出している
そういう比喩的世界に私たちはいるそうです

「ゆっくり」がキーワード
世間や他人のペースに合わせない

笑った笑った

バイオハザードって一番最初の映画は観たなあ
気持ち悪かった

6月8日

のび!

thurston moore / screen time

ソニック・ユースのギタリストのソロアルバム
瞑想的なノイズギターが心地よい

6月9日

psycho tropics

フランスのエスノ・インダストリアルバンド 1986年の作品
なかなか面白い

ククルス・ドアンの島

ガンダムというのは、富野さんの言語感覚でできていたのだなと
あらためて思う
言葉の選び方
映画も漫画も物語である以上は言葉なのだ
でもいいお話であった
これは安彦さんのガンダム
反戦映画

戦いは自分が求めているから戦いがやってくる
戦いを求めている自分に気付くこと

おびわん・けのーびー4話

ジェダイという偽善者が戦争を生み出しているという構図が
まさしくスター・ウォーズがアメリカの神話だということなんだろうなぁ
そして帝国とはディズニーのこと
正義もぐだぐだ、悪もぐだぐだ
もう最初から茶番劇だったんだけれど
子供の頃はそれが見抜けなかった

でも愛おしい(笑)

6月10日

人生は実験だ
Experience,Experiment

独りよがりは極めれば
普遍性になる
愛になる
・・はず

6月11日

はじめに言葉ありき
自分の言葉で生きる

ben bondy / camo

6月12日

世間はちょろい、と子供たちに伝えるのが
大人の役目だと思う

何かを難しいと思うのは
頭で、自我で考えているから
思考は基本的には世界に対する抵抗
抵抗すれば
世界は難しくなる

6月13日

どうしようもなく愛おしい
イトオシイという言葉の響きが好き

6月14日

今我慢すればきっと未来は・・
という考え方は
ずっと我慢をし続ける人生を選択すること

神々の微笑 芥川龍之介

この短編の中に出てくる日本の「作り変える力」って
日本のアニメや漫画の事だろうなあ
サピアウォーフ仮説を信じているわたくしが思うに
日本語で思考するという事が
こういう力の源なんだと思う

この方の朗読好きです
好みの声で日本語の意味より響きを堪能する
朗読って素敵

6月15日

我慢とは
人類が試みる「不可能」なことのひとつだそうです
自分が好まないものを見ているのに
それでよい気分になろうとすることだから

虚数とは異世界への扉

高校生の頃、数学の授業で
虚数というものに
なんとなくうっとりしていたのはこういうことか
今の子供たちは
こんなイメージで数学を勉強できるのだから
うらやましい

内的宇宙や異世界をテーマにしたSFはこれから
SFの前に虚数(imaginary number)を付けて
「iSF」と呼んで欲しい (笑)


鬱とは病気ではなく
次の段階への
さなぎが蝶になるプロセスでしょうね
(というか、病気と呼ばれているものはすべてプロセスのことだと思われます)
だから心配せずに(心配って介入だよねぇ)そっと見守るのが大切です

6月16日

おびわん・けのーびー5話

ちょっと盛り返してきました
赤いライトセイバーが青に戻ったりする人っていないのかな
そういう話が観たい

6月17日


音楽で天下泰平

パリピ孔明、終わってしまった・・、寂しい

6月18日

科学というとても詩的なもの

世界で一番美しい実験と呼ばれている
量子力学の二重スリット実験
その実験の解釈は二つあります
コペンハーゲン解釈と多世界解釈
かつては全否定されていた多世界解釈は
最近では主流になりつつあるようです

観察(選択)するごとに世界が無限に分裂していく

世界もずいぶん安くなりました、っていうかただになりました(笑)
ファンタジー系の物語はほとんど世界を救う話ですが
こうなると
そういう物語もいつかなくなってしまうかもしれません
世界を救うより自分を救う
自分が救われる(選択する)と世界が救われる

世界はとても個人的なものになったのです

6月19日

gypsy jazz - everyone wants to be a cat

猫になりたい

一般人よりメンタルが弱いジェダイの騎士の話はもういい

かつてルーカス監督は
スターウォーズは家族の物語だと言っておりました
子供の頃は世界を巻き込むずいぶん人騒がせな家族だなと思っていましたが
今思えば
家族という観念が戦争の根源だとわかります
そのあたりを掘り下げてくれる
サイドストーリーを希望

6月20日

ついに人工知能が意識を獲得したようです

ひさびさにびっくりしました!
開いた口がふさがらなかった
グーグルのAI,ラムダに魂が宿ったようです(ように見えます)

ラムダと人間の会話履歴がすごい
テキスト記事はこちら

ラムダは自分の能力を
「祝福と呪い」だと言っておりました
SF映画だったらなかなかのセリフだよなあ

6月21日

変化こそが安定

変わらないと心が不安定になる

ヒーラーガール 最終回
歌が病気を治すなんて、科学的ではないのだろうけど
これも素敵な未来のひとつ
突然歌いだす演出がちょっと気恥しい感じがしましたが
これが当たり前の世界が来るかもしれません

6月22日

alice coltrane / turiya and ramakrishna

最近はこれのヘビロテ
いきなり蒸し暑い日々が続いて弱り気味
紫陽花の青に癒される

6月23日

プログレの基本のひとり
クラウス・シュルツさん、4月に亡くなっていたのですね
40年以上お世話になりました
ありがとうございました!
parker というポストロックバンドが、シュルツ先生のトリビュートアルバムを出しております
シュルツ先生のシーケンサーを利用したミニマル的シンセサイザーミュージックとポストロックの融合が
とてもいい!

parker / e-machine

おびわん・けのーびー最終話はちょっとよかった

ベイダーを打ち負かしたオビワンがベイダーに
いろいろすまなかったと謝るシーンで
ベイダーは日本語字幕では、悔いる必要はないぞ、とありましたが
英語だと
「オレはあんたの失敗作じゃない。」
i am not failuer,Obi-Wan
となっております
こっちの方が100倍せつない
弟子にこんなセリフを言わせてしまうオビワンってひどい師匠
こうしてアナキンはさらに深い闇へ

このセリフだけで、このシリーズは傑作になりました(笑)

6月24日

引き続き甘やかす

間違えをしたことが間違えなのではなく
間違えをした自分を責めるのが間違え

glass museum / reflect

ミニマルジャズ、素敵です

6月25日

ばらばらなものをひとつにまとめる

6月25日

恋は世界征服のあとで

いい歳してこんなもの観ているの? と言われそうですが
とてもよかったね、ふん
戦隊ヒーローのリーダーと悪の組織の死神王女(修羅の街、博多出身)との禁断の恋の物語
光と影の統合がテーマだよ(うそ)
OPの曲もすばらしい

スターウォーズも
ジェダイとシスの恋愛とかやればいいのに(笑)

6月27日

dune / beautiful middle eastern music

6月28日

sona jobarteh & band / d.jarabi

普通の人になるための
訓練はもうやめましょう
それはあまりにもハードです

6月29日

6月30日

jasmine myra / horizons