かものはし日記 2022年12月号


12月1日

キンドル漫画 Scar Face 1~6 発売中です
完結しました
よろしければ是非

スターウォーズスピンオフドラマ キャシアン・アンドーで
アンドーが刑務所で作らされていた部品が
最後に出てくるデススターのスーパーレーザー砲の部品だとわかって驚く
彼は本編のローグワンで自分が造った部品で殺されちゃうのね
とはいえ
これは、自分で気づいたわけではなく
最近好んで観る映画やアニメのyoutubeの解説動画で知ったこと
解説者の映像に対する熱い思いに
いつもうっとりしているのだ

12月2日

ラベル展の巡回展も終了したようです
絵を買ってくださった方、ありがとうございました!

12月3日

どんなに誹謗中傷されても
前を向いて行動できるのは
本当に好きなことをやっているんだね
そこがすばらしい

ペリフェラルも終わってしまった
ギブスンならではのSF的アイディア満載でした
(細菌の遺伝子にデータを保存するとか)
一級品のSFドラマですけれど
テンポがゆっくりなのと話が複雑なのでどうなんだろ
話はまだ序章っていう感じ
シーズン2があるといいのだけれど

12月4日

12月5日

湧き上がってくる感情を安易に言語化しない
言語化はジャッシ
言葉も二元論は嫌いなのだ
いつもニュートラルでいたい
「詩」でいたい

12月6日

本当に帰るべき家は自分自身という家

12月7日

心の叫びを端折らない

12月8日

keith tippett group / how long this time?

ピアノのフリーインプロヴァイザー、キース・ティペットのジャズグループの
今年出た1970年のライブ
相変わらずの情熱と哀愁のジャズアンサンブルにうっとり

12月9日

後宮の烏

アニメがとても気に入っているので、原作も読んでみる
原作はさらにすばらしい、文体も美しい
過酷な世界の中の優しい人たちのお話

近所の小学生たちが盛んに
「いきってる」という言葉を使っているのを耳にする
状況から察すると
「粋がっている」の省略形かな

言葉は短くすると意味がさらに明確になり攻撃力が増すよなぁ

12月10日

風骨

12月11日

不純物を入れない

12月12日

最先端は胡散臭い

なんか胡散臭いけど惹かれるものは
なるべく手を出すようにしてます
(ていうか、好きなんだよね、そういうの(笑)
基本的に
胡散臭いと思うのは、既成概念というまっとうな思考の仕業
不真面目な方が未来的

12月13日

ポジティブはリアルだ

罪悪感というリアリティの中を生きている我々にとって
ポジティブは
リアルじゃない
胡散臭いと思ってしまうのだ

12月14日

ひとり球

12月15日

 

12月16日

言われるがまま

ネットが安くなるからプロバイダを変えろとか
電気代が安くなるから・・
ついめんどくさいので言われるがままに

12月17日

いつも考えていること

自然と調和するテクノロジーって
具体的に
どんな感じなんだろ?
それを絵にしたい
全然思いつかないんだけど(笑)
すでにモノではないような気もするし

遺伝子改良や人体の機械化等ではないことは確か

12月18日

barrio lindo / espuma de mar

アルゼンチンの次世代電子音楽家だそうです
アルゼンチンも日本と同様、プログレッシブロックの国ですから
感覚が合うよなあ
とてもお気に入り

12月19日


大分寒さに慣れてきて
冬を堪能してます
冷たい空気が気持ちいい

12月20日

空のメッセージを受け取る

アニメ後宮の烏の原作を読む
(講談社オレンジ文庫全7巻)

この作品がなぜ好き(超好き)かと言われれば
あっさりしているから
と答える
重厚な物語なのに所々あっさりしている
風通しがいい

そして
恋愛という物語はもう古い、ということを教えてくれる

この世界は常に逆説的で
何事もゆっくりやった方が
早く進むのだ
焦ってやると
必ず二度手間〈泣)

12月21日

リアリティ

現実を変えるのではなく
自分を変える
リアルなのは自分であって
現実はその鏡

こういう考え方って
天動説が地動説になるくらいのショックだよね

夜中に絵をスキャンしようとコンビニに行ったら
コピー機がアップデート中であった
印鑑証明書まで出力してくれる多機能コピー機ですから
そういうこともあるよなあ、と唖然とする
組み込みOSはLinuxなのかな

12月22日

風花

流線と漢字を絡めた絵を描きたかったのです
言葉も森羅万象の一部のような
集合意識の内部のような
言葉は流体機械みたいな
そんなイメージ

この絵はこの後
ごちゃごちゃになりすぎてしまいますが
流線と漢字は何枚か描きたい

民族的な遺伝子ではなく
日本語があるから日本人なわけで
言葉というのは不思議な存在で
言葉との新たな関係が
ステキな未来につながる気がします

これいいなあ

12月23日

尾翼を付けました

何事もゆっくりやった方が早く進む

なんとなく癪だけれど
この世界は常に逆説的
本当のことはたいてい常識の逆なのさ

12月24日

イブ

神様ではなく自分という存在に感謝を

感謝とはおそらく
思考でいっぱいになった脳内のデフラグと空き容量を増やして
心がすっきりさせるテクノロジーです

12月25日

アプリを減らしていく

自分を過小評価しているから
プライドというアプリを使って
自分を大きく見せようとしちゃうのかも
いっぱいアプリを抱え込んでいるけれど
自分のことをちゃんと愛していれば
アプリっていらないんだよなあ

今は自分を甘やかすアプリは必須

この絵はうまくいかなかったけれど
うまくいかないところが描いてて面白かったよ、うん(笑)


日々の悩みは自分に対する攻撃なんだから

後宮の烏が終わってしまった
小説だとちょうど2巻まで
シーズン2があるといいなあ
今年一番好きなアニメでした
映像では伝えきれない細やかな心情をもっと感じたい方は
是非原作小説を

12月26日

自分を追求することが世界平和に

他人軸で生きると状況は悪化するばかり

12月27日


裸旋

12月28日

WindTerra ウインテラ

というタイトルの漫画を来年は描きたい
来年の展覧会のタイトルもそれにしたい
イメージは、ジョン・ハッセルの1980年のアルバム
第4世界の鼓動

第4世界を絵にしたい

ついに
ヤマザキビスケットのスナック菓子 エアリアルの
ミオリネさんのフレッシュトマト味を見つける
ほのかなトマトの香りと酸味
とても品がいい味
商品開発の意気込みを感じました

12月29日

心地よい流れを求めて

12月30日

遊游

日本語というのはとてもニュートラルな言語だと思います
白黒はっきりさせない
光と闇を同等に扱う
決して闇を切り捨てたりしない
そういう中立的な言葉です
それゆえ
日本語で生まれた物語には
光と闇のバランスを上手に扱うものが多いのだと思います

12月31日

光と影と中立(ニュートラル)
この世界は三元論

人は自分を一番恐れていますから
恐れている自分をニュートラルに許して甘やかして
自分を再定義して
来年へ

良いお年を

duval timothy / meeting with a judas tree