7月1日

ATMでお金をおろすとき、一部両替を押したら
2000円札が5枚でてきました
軽いいやがらせですね
こーゆうのきらいじゃありません(笑)

絵の具の色むらが好きです
絵を描くときは
いつも色むらの形から見えてくるもの、そこから次のステップを発想するようにしています

実は
梅雨時は、水彩紙が適度に水分を含んでいるので
綺麗にむらなく塗れてしまい、次に何をしていいのかわからなくなってしまうのです(笑)

イレギュラーから何かを発想する
不測の事態が起きないと何もしないもんね〜

7月3日

pink floyd at live8@仲直り

再結成です
朝から号泣(笑)

曲目は 
breathe in the air
money
with you were here
comfortably numb

一曲目は緊張していたのか、ニック・メイスンのドラムに独特のタメがなかったのですが、後半だんだん調子を取り戻してきたようです
4分の1拍遅れ気味のタメのドラムがピンクフロイドですから(笑)

サックス、ギターのサポートメンバーが、ご年配の方のようでしたので、こちらもアルバム制作時のオリジナルメンバーなのでしょうか

かっこいい爺たちにうっとり

演奏後
長い間仲違いしていたメンバーが、肩を合わせて挨拶しているのを観て、泣いてしまいました
時間をかければ失われた関係性は必ず元に戻ります
人は愛と憎悪を抱えて他者とつき合っていくわけですから
そういった意味でもすばらしいライブでした


新作アルバムはでるのかな〜
出して欲しいな〜

7月4日

ジャムバンドにはまってます
medesuki marten&wood
がお勧め
3人編成のオルガンジャズです(ピアノトリオになることもあります)
ジャズバンドは3人ぐらいがちょうどいい
ベースとドラムと何かもうひとつ
それ以上だと音数が多すぎて
緊張感も自由度もなくなってしまうんですよね
絵も
モノクロの方が色彩が豊かだったりします
要素が少なくてシンプルな方が
逆に豊なんですよね

最近は
ジャムバンド系ミュージシャン公認のライブ音源ダウンロードサイトを見つけて
毎日そこから大量ダウンロード
毎日ジャムバンド漬け
音源がmp3ではなくflacファイルなのです
mp3などの非可逆圧縮と違って,flacファイルは元の情報に完全復元できるので
音源としてのクオリティがとても高い
その分データはmp3の十倍近くあるのだけど
近頃はHDも安くなったし、このファイル形式が一般化するといいな〜
音楽家としては、mp3って許せないんだろうね


flacファイルはiTuneでは再生できないので
foobar2000というフリーのplayerを使っています
foobar2000
キャラクター表示のみの
何の飾り気もないインターフェースですが
その分軽くて
ほとんどのファイル形式が再生出来るし
とても重宝してます

7月5日

大人は
大人であることが、こんなにも楽しいということを
子供達に身をもって示す義務がある

子供達が早く大人になりたい、と思う世界は健全だと思います

大人は大人を楽しみましょう

7月6日

友人より敬愛する方がなくなったと聞いて
しんみりしてします
ロバート・ワイアットの傑作アルバム
rock bottom
を聞きながら、無事光の中に帰って行かれることをお祈りしてます

六本木へ
久々に青山ブックセンターに行く
さすが品揃えが良い

さてここで、「ダークサイド版洋書の買い方」

何冊か資料になりそうな写真集を見つけたので
メモしておく
帰ってから、そのメモで検索してネットで注文するのです
ひどい?
同じ洋書をネットで買うと3,4割は安いし
重い洋書を持ち歩かなくて済むんだもん
すまんね
でももうそういう時代なのだ

7月7日

初めてあった人なのに、なぜかなつかしい
初めていったところなのに、なぜかなつかしい

前世の記憶?

初めて描いたのに、なぜかなつかしい絵というのが
たまに、あります
描いている途中で
あれ?、これは前にも描いたことがあるかもしれない、とそんな気持ちになる絵
そういう絵は比較的出来が良く、お気に入りになることが多いのです
前世の記憶にしては、今っぽい絵だし
ひょっとすると絵が完成している未来からやってきた記憶なのかも、と夢想します

なつかしさ、というのは、ある種の快感を伴います
世界と繋がったような
それは、過去も未来も現在もどの時間にも繋がっているような
普遍性という快感

新しくてなつかしい
そういう絵が描けると幸せだな

7月8日

HD増設のため
秋葉原へパーツを買いに行く
ラケットのかたちをした蚊撃退器が売っていました
これで飛んでいる蚊をラケット部分の電気の網で感電させて撃ち落とすのかな
ちょっとすごい
でも
蚊を撃退するいちばんいい方法は
血液型がB型の人のそばにいることです
蚊はなぜかB型の血液が好きらしく
O型の僕には目もくれない(笑)

7月14日

ここ数日でテレビと映画で、スターウオーズの全エピソードを観ました

新作エピソード3 シスの復讐

ダークサイドへの落ち方がぬるいです
この程度なら、妻(パドメ)が自力で、夫をダークサイドから引き戻せましょう
あんなに勇敢だった彼女が、今回はしくしく泣いてばかり
シリーズを通してみると
ルーカスは最終的に女性を信用してませんね

ルークとアナキンの違いは、アナキンには友達がいないことです
アナキンの周りにいるのは師匠ばかり
ルークには、悪態をついたり、笑ったりできる友人がいる
ダークサイドに堕ちなかった大きな理由はここにあるような気がします
下世話なユーモアこそが、ダークサイドへの道を阻むのです(笑)

全体的にウエット過ぎます
悪意とはこの程度のものなのでしょうか
ダークサイドは、闇と言うよりは、湿気っぽい薄暗がりというイメージでした

僕の中に住んでいる悪意は、こんなにヤワじゃないよ

この手の話は
必ず改心する小悪党(ダースベイダー)と絶対改心しない象徴としての悪(シスの暗黒卿)
というのが出てきます
絶対改心しない悪は必ず最後死ぬのです
絶対改心しない悪というものを生み出した作者自身
これがどういうものか説明できず、どう扱っていいのかもわからないので
結局最後は殺してしまう
絶対改心しない悪が、作者の生み出したものならば
それは作者の心の中に存在すると言うことですし
それをごくごく自然に受け入れている僕らの中にも存在すると言うことでしょう

透明で冷たいナイフのように鋭い悪意

これが何なのか、それが知りたいのです
この悪意はデフォルトなのか
二項対立という思想が生み出した幻想なのか
いろいろ不満はありますが
主人公が悪へと堕ちていく話をエンターティメント映画として成立させたことはすばらしいと思います

特にエピソード5 帝国の逆襲

「ヨーダという偉大な戦士を捜しています」
とルークは言うのです
まだ名を明かしていないヨーダはこう答えます

「戦いで偉くなった奴などおらん」

ルークとヨーダの出会いがこのシリーズの中でいちばん素敵です
ここが核です
僕もヨーダを背中に背負って修行がしたい(笑)

スターウオーズは周知のとおり救世主の物語です
他者への「救済」は他者への「支配」と同じということ

自分のことは自分で救え
そして下世話なことを話せる友人を大切に

ということをパダワン(弟子)として学びました(笑)


7月16日

朝起きたら、利き手の中指を蚊に喰われてました
ぱんぱんに腫れあがっちゃって、今日は絵が描けないな〜

蚊というのは、実は、人の体の悪い部分の血を吸ってくれるのです
ツボにぶすっと針を刺して、血を吸い出し、体を活性化してくれる

というのは、うそです
そうでも思わないと腹が立ってくるので(笑)

adrian belewの新譜が出ました
キング・クリムゾンのギタリストです
多分偏屈じじいロバート・フリップの唯一の友人でしょう
だからとてもいい人です

今年の初めにside oneというアルバムが出て、最近side twoが出ました。近いうちにside threeが出るようです
基本的には、マルチプレーヤーである彼の一人芸術ですが、side oneの最初の3曲は、ドラムにトゥールのダニー・カーリー(誰?)、ベースにプライマスのレス・クレイプール(誰?)を迎えてのギタートリオ編成

これは、めちゃくちゃかっこいいです
(ロバートフリップも彼を見習って、クリムゾンのメンバーを総入れ替えして新しい人とやってほしいよね〜、同じ人とやるだけでは、同じ自分しかでてこないもの)

最近お気に入りのメデスキ、マーティン&ウッドしかり
世界最高と密かに思っているフェダインしかり
やはりバンドはトリオです
多くもなく少なくもなく
いちばんシンプルで、そしていちばん自由

漫才だと3人は多いんだけどね

ブライアン・イーノに
ダニエル・ラノア

そしてエイドリアン・ブリュー
今年は、愛する音楽家の新譜ラッシュで、なんとか夏を乗り切れそうです

仕事にそのまんま使えそうな横顔です(笑)

the you and the now/jorane

ジョラーヌと読むのでしょうか
チェロを弾きながら唄うおねえさん

プロデュースはマイケル・ブルック
僕は彼が大好きなのですが、いまひとつ陰が薄い
シルビアンとフリップのコラボライブの前座で初めて拝見しましたが、終わってみれば奴らより前座の方がよかったじゃん、というすばらしさ
shonaとhybridというアルバムがお勧めです

ダニエル・ラノアも曲を提供しているようです
http://www.universal-music.co.jp/classics/artist/jorane/
イージーリスニング風ですが、ちょっとアヴァンギャルド
流れ的には、ケイト・ブッシュ

7月24日

夏の終わり

なんか最近東京は涼しいけれど
もう夏は終わりなんですね
終わりました
さようなら、夏(笑)

7月25日

google earthという衛星画像表示ソフトをインストールして
衛星写真から
自分の住んでいるマンションを見つけることが出来ました
いまのところ日本国内の画像で、詳細まで確認できるのは
東京などに限られますが
走っている車まで確認できるくらいの解像度です
軍事機密ということもあるので
世界中のすべての場所を観ることはできないでしょうけど
(エリア51の場所がわかっちゃう?)
なかなかすごいソフトです

何か疑問が生じたときはまずググれ
と言われるくらいになってしまったgoogle

すでにアカシック・レコードと化してますね

7月26日

久々にエッチな小説の挿絵を描くので、気分を盛り上げるために
名曲 fly me to the moon を聞いています
僕はこの曲が大好きで、たくさんのカヴァー曲をコレクションしています
ルイ・アームストロングのだみ声も素敵だけど
やはりフランク・シナトラが最高かな
ナット・キング・コール
エヴァ・キャシディ
サラ・ヴォーン
ダイアナ・キャロル
ニーナ・サイモン
トニー・ベネット
ペギー・リー
ボビー・ダーリン
綾戸智絵
宇多田ヒカル
エヴァンゲリオンの挿入歌
などなど

歌詞は以下の通り

私を月へ飛ばして。
そして、星々の間で遊ばせて。
木星や火星の春がどんな風になっているのか、
私に見せて欲しいの。
言いかえると、私の手を握って欲しいってこと。
つまりそれは、私にキスしてってことなの。

この曲がボサノバ調にアレンジされて大ヒットしたのはちょうど人類が月へ行こうとしている1960年代後半だったらしいのですが、そんなこととはなんの関係もありません
要するにこれは、エッチをしているときの女の子の絶頂感を歌った曲なのです
気持ちよくて月まで飛んでいっちゃった

スペースシャトルが飛んでいくとき
男は途中で切り離されて海へ落下していく燃料タンクです
宇宙へ飛んでいっちゃうのは女の子

この曲を作ったのが男というのがいいですな
作詞作曲バート・ハワード

燃料タンクは落下しながら
こうつぶやくのです

ああ、今日もいい仕事をしたな、って(笑)

ちなみに2番は以下の通り

私の心を歌でいっぱいにして。
そして、ずっといつまでも歌わせて。
あなたは私のあこがれのすべて。
尊敬と崇拝のすべて。
言いかえればつまり、
ずっと変わらずにに愛して欲しいってことなの。
つまりね、私はあなたを愛してるってこと

ちなみにオリジナル英語版は以下の通り

Fly me to the moon
And let me play among the stars
Let me see what spring is like
On Jupiter and Mars
In other words hold my hand
In other words darling kiss me

Fill my life with song
And let me sing forevermore
You are all I hope for
All I worship and adore
In other words please be true
In other words I love you

7月30日

呼吸合わせ2005

隅田川花火大会
浅草に移り住んで3年目
今年はなぜか自宅の窓から花火が見えます
去年までビルが邪魔で見えなかったのですが、今年は会場が少しずれたようです

遠くに見える花火は、なかなか切ないです
(5分観てたら飽きました)
もう夏は終わりです

ところで
線香花火ってとても哲学的だと思いませんか?
インナースペース系花火
たまに買ってきて部屋の中で、ぱちぱちしている光の球をじっと見つめてます
部屋花火
ちょっと暗い?(笑)


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