かものはし日記
2009年4月号


4月1日

「聞き上手な動物、貸します。」

個展のお知らせ

5月12日(火)〜5月17日(日)
12時〜19時(最終日は16時まで)

ギャラリーMALLEにて

今回は動物イラスト中心です
都市型守護動物たち
動物もの20点
人間もの1点
自転車もの4点
全部で25点
あくまで予定です(笑)
減ることはあっても増えることはありません

一年ぶりの個展です
よろしければ是非いらしてくださいませ

4月2日

090402.JPG - 21,650BYTES

個展のDMの切手部分です
ここから
料金別納郵便のマークをダウンロードして
下半分にイラストを描き込むことができるのです
かわいいでしょ
こういうのもアリなんですね

中村みつをさんの個展を観に
恵比寿ギャラリーMalleへ
山の雑誌などでイラストを描かれている方です
絵本作家でもあります
今回はベトナムの人と風景がテーマ
ベトナムから夜行列車にのって中国の奥地へ
一見優しくて素朴な絵なのですが
構図はとてもスタイリッシュ
こういう絵を描く方はいないんじゃないかな
と思います
すばらしいです

ついでにギャラリーのオーナーに
僕の個展のDMのチェックもして頂きました
「絵はいいけど
フォントがちょっと
フォントを変えた方がいいわ、ふぉんとに(ほんとに)」
そんなだじゃれはスルー
良い手書きフォントってないかな

ポール・オースターの新刊
「幻影の書」を読むべきか迷っています
(新刊と言っても去年に出ていたらしく、気がつきませんでした)
柴田元幸さんに邦訳された
ポール・オースターの文章は
「音楽」と言っても差し支えないのです
(特にムーン・パレス)
僕にとっては小説ではないのです

読みたいけど個展が・・
読んじゃうと個展が・・
どうしましょ

4月3日

阪神ファンでもない僕のところに
友人から阪神タイガースの絵はがきが届きました
藤川と下柳の写真
藤川の下には「炎」という文字
下柳の下には「魂」という文字
炎と魂のイラストレータのかとうさんにふさわしい絵はがきです、と
友人からのメッセージ
ありがたいお言葉ですが
買いかぶりです
僕が白い紙を前に
絵を描くときの心境は
開幕最初のバッターボックスで
俺はほんとに今年ヒットが打てるんだろうかと
不安でいっぱいのバッターと同じです
藤川や下柳と言うよりは
去年山本モナとラブホテルに入るところをスクープされ
巨人から日ハムに飛ばされた二岡という感じでしょうか(笑)
今年も始まりました
プロ野球
二岡がんばれ!

4月4日

ヴォイスパフォーマーの北原久仁香さんとその仲間たちの
朗読会へ
江東区の戦災資料センター
早乙女勝元原作「死んでもブレストを」の朗読です
戦争の悲惨さを伝えていくのは大切ですが
悲惨だから
恐ろしいから
戦争をしてはいけない
という
恐怖心からでは
戦争はなくならないと感じました
久仁香さんの絶叫と
原作の挿絵を描かれた遠藤てるよさんの原画たちが
どちらも悲惨な状況を表現しているのに
感情がネガティブにこもるのではなく
どこか「抜け」がよくて
なんだかさわやかでした
そこに平和への
なにがしかの道しるべのようなものがあるように
思います

「抜け」が大事です
何事も

4月5日

またしても聴きたい音楽がなくなり
しかたがないので
勝手に曲を流し続けてくれる自動演奏ソフトはないかな
と探していたら
こんなのを見つけてしまいました
自動作曲システム オルフェウス
http://itm.hil.t.u-tokyo.ac.jp/automatic-composition/index.cgi

去年、笑っていいともで紹介されて
話題になったようです
歌詞を入力すると
メロディを付けて合成音声が歌います
たとえば
「森田健作は浮かれている」
と入力して
テンポやアレンジを選択し
出来上がった曲は
mp3でダウンロードできちゃうというすばらしさ
はまります(笑)
こんなことしている場合じゃないのに・・

4月6日

十数年前
テレビで観てびっくりした
野生動物と心を通わす少女ティッピちゃん
肉食獣と楽しく戯れている姿は
最初CGかと思っていました

090406.JPG - 56,309BYTES

動物たちとお話をするためには
自分も裸にならないとだめ
と彼女は言っていましたが
今はもう大人の女性に成長しているはず
おいそれと裸になって動物と戯れるわけにもいかないし
そんなのテレビで放映できませんし
ひょっとすると
大人になることで
そんな能力もなくなっているかもしれません

というわけで
大人になった彼女が動物と戯れている姿は
僕が描きます(笑)

動物や植物と話が出来ないなんて
地球的文盲ということです
地球に住む資格がないよなぁ

4月7日

090406-2.JPG - 29,028BYTES

ま、気の良いヒョウもいるさ

090406-3.JPG - 40,362BYTES

ライオンの子どもなら俺だって

090406-4.JPG - 34,069BYTES

こ、これはちょっと信じがたい(笑)

090406-5.JPG - 52,175BYTES

いいなあ

ウィキペディアによると
今の彼女(Tippi Degré)は大学で映画の勉強をしているそうです
動物のドキュメンタリーでも撮るのかな

4月8日


090408.JPG - 25,166BYTES

don cherry / brown rice

BGMに困ったときは
最終的にこの辺りに落ち着きます
民族音楽でフリージャズでトランスっぽいところ(シャーマニック)が
僕の音楽的故郷のような気がしてきました
コルトレーンのように
求道的過ぎず
オーネットのように
アバンギャルド過ぎず
ただ楽しげで抜けがよいフリージャズ
一曲目 brown rice
ガムランのようなエスニックなリズムに
女性の美しいコーラス
ドンチェリーが「ブラウン・ライス(玄米)」とささやくように連呼(笑)
ベースはチャーリー・ヘイデン
その背後でフランク・ロウのテナーが絶叫
超傑作です

そういえば
表参道に
brown riceというオーガニック系のカフェが
あるそうです
ドン・チェリーの音楽はオーガニック・ジャズという言い方もするそうですから
オーナーがドン・チェリーのファンだ
ってことはないか
ただの玄米カフェだな

ま、僕はこんなとこ
絶対行きませんけど(笑)

4月9日

昨日、うまくできたな、と思った絵も
翌朝起きて観なおしてみると
どうもしっくりこない
ということがしょっちゅうあります
バランス感覚というものは
刻々と変化していくわけですから
しょうがないんですけど
これが結構堪えるんですね
この感覚に従って絵を描いていると
たぶん永遠に終わらないんです(苦)
どっかで
妥協しないと
終わらない

もういやだ
絵を描くのは(笑)

たとえばですよ
昨日会った友人が
今日会ったら
ちょっと違っていた
ということですよ
そんなやつとつきあえないでしょ(笑)

4月10日

春のいろいろ

暑いですね
いきなり25度です
暖かくなると窓を開けるので
いろいろな臭いが漂ってきます
下のおじさんの部屋から
白人の汗みたいな臭いがするオーデコロン
隣のにーちゃんの部屋からは
歯医者さんの臭いがするオーデコロン
エレベータに乗ると
それが混じった臭いがする
変な臭いのするオーデコロンより
あんたたちの体臭の方がましな臭いがすると思いますけど

近所のコンビニに変わった店員さんがいます
反復横跳びのような動作をしながら
はい、はい、というかけ声でテンポを取り
商品をレジ袋に入れてくれるのです
軽快な動きのようですが
無駄に動いているので
お金のやりとりに時間がかかるのが難点
最近見かけなくなりましたが
どうしたのでしょう
日本人は
みんなほどんど同じ動作をするので
こういう方がいると楽しいのです
いいでしょ、春っぽくて
(僕もスキップするし(笑)

4月11日

座右のブレードランナー

世界で一番仕事をしている
サックスプレーヤー&コンポーザー
ジョン・ゾーンの謎のプロジェクト

ブレードランナー・プロジェクト
(詳細が知りたい)
ネットで調べると2001年3月、カナダでのライブかもしれません
http://www.youtube.com/watch?v=M969j8fQCCE

残念ながら
アルバムにはなっていないようですが
音はめちゃめちゃかっこいいアバンギャルド・ジャズロック
酸性雨が降るロサンジェルス2019年の摩天楼が目に浮かびます
ベース ビル・ラズウェル、ギター フレッド・フリス
映画好きのジョンだから
当然のようにブレードランナーも好きなのでしょう
誰がなんと言おうと
(というか、誰も異論はないでしょうが)
SF映画の最高傑作です
これで人生が狂った人は多いかも
(もちろん僕も(笑)

4月12日

090412.JPG - 6,007BYTES

Vassilis.Tsabropoulos / the promise

魂に響くような
本当に素晴らしいものは
深い感動とか
わき上がってくるような高揚感ではなく
ただ
呼吸のように
自然に入ってくるものなのですね

ギリシャのピアニスト ヴァシリス・ツァブロポーロス
クラシック音楽のように聞こえますが
一曲目以外は
古代ギリシャの音楽からインスパイアされた
インプロヴィゼーションだそうです

なんの気負いもない
なんでもない何か

作品とはこういうものですね

http://www.youtube.com/watch?v=UpBBATocoaw
これは、以前紹介したMelosというアルバムの中からの一曲

4月13日

狼の絵を描いています

狼と言えば
子どもの頃読んだ
シートン動物記の「狼王ロボ」が大好きでした
うろ覚えですが
ロボを捕まえられない人間たちは
ロボをおびき寄せるために
ロボの妻、美しい純白の狼ヴィアンカ(ブランカ?)を
罠にかけ
妻を奪われ逆上したロボは・・

あれ以来
大人になった今でも
卑劣な人間を憎んでいます(笑)
子どもの時、ロボを読んで
人間を憎みつつ大人になった人は少なくないはず

そうか
今思えば
僕の初恋はヴィアンカだったのか
(森雪じゃなかった(笑)
人妻でした
(いや狼妻)

4月14日

訳のわからないこの世界に
知性という光をあてつつ
手探りでおどおど生きるか
訳のわからないことを
そのまま受け入れて
闇の中を臨機応変に溌剌と生きるか

前者は「文化」と呼ばれています
(今気がつきましたが
「文化」って「文字化」っていうことですね
言葉という知性を使って世界をデジタル化しコントロールしようという運動です)

後者は「直感」と呼びたい

直感が
新しい文化として
具体的な形になりうるのだろうか
それが形としてみえるのならば
見てみたい

4月15日

風がかなり強くて
ちょっと躊躇したのですが
完成した個展のDMを取りに
自転車で
恵比寿のギャラリーMalleへ
向かい風に翻弄されましたが
空気はとても気持ちが良いです
花粉も下火になってようやく自転車シーズンの到来ですね
第三京浜は穴場です
(恵比寿に行くときはここが一番楽しい)
道路が広いし
それほど交通量も多くないので
安心して激走できます
おすすめ

今、Malleでは
木工家具の展示をしています
作者の方と少しお話をしてみれば
彼もヘビーな自転車好きでした
一日300キロ走ることもしばしば(驚)
彼の友人は
26時間不眠で東京大阪間を自転車で走破したそうです(驚愕)
実は
彼は
去年の鈴鹿耐久ママチャリレースの優勝チームのひとりだったのでした
(納得)

みんないかれてますね
素敵です

4月16日

後藤から
ものすごく興奮した様子で電話がかかってきました
私の、というかSF系絵描き、マンガ家のみんなの心の師匠であらせられる
メビウス大先生が来日し
公演があり
原画展もあるそうです
詳しくはここ
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-ceb0.html#more

原画展は観たいけれど
詳細を読むと複製原画だし
場所は京都だし遠いし
公演は別に観なくてもいいな
本当に優れた芸術家は
本人より作品の方がすばらしいので
本人を観る必要なし(笑)
ただ
あれば展覧会の目録は欲しい
本音を言えば目録さえあればいい(笑)
後藤!目録を買ってきてくれ!

4月17日

友人に勧められて
インストールしてみた
sony acid pro
音楽の知識がほとんどなくても
音の断片を並べるだけで曲が作れるソフトです
変拍子もできる
ひょっとするとポリリズムにもなるのかな
ピッチも微妙に変えられる
ちょっとはまります
いかん、こんなことをしていては・・・

4月18日

sony acid proは
重厚なジャズビートに
インディアン・ボイス
時折
鳥の鳴き声
滝の音
さらに
アジアンなパーカッションが絡んで
フランク・ロウばりの遠吠えサックス
なんていう
自分好みの曲が作れてしまう
恐ろしい音楽ソフトですね

いつか
個展会場で
このソフトで作った(というか編集したというか)曲を流したい
と夢想してます
(今回は無理・・)

4月19日

地平線願望

メビウス先生の絵の特徴のひとつに
地平線があります
空と大地を分けるというより
空と大地の境界線をなくすような
広がりのある地平線

そういえば
最近出たU2の新譜のジャケットは
日本人のカメラマンが撮った地平線の写真でした
このアルバムのプロデューサーである
ブライアン・イーノも
地平線を意識させる音楽家です

都会に立ってみれば
地平線などまったくなく
人はことごとく地形線を破壊してきました
でも
心のどこかに地平線への願望はあるはず
なぜなら
地平線こそ
人の心を穏やかにする場所だからです
決して到達できない
聖なる場所

4月20日

良いことと悪いことは隠れてやりたい

悪いことを
隠れてやるのはあたりまえ
堂々とやるやつは
無神経です
悪いことは
つい、やりたくなっちゃうんだからしょうがない
ばれたときは潔く
良いことも隠れてやりたい
つい、良いことをしてしまうことがあるでしょ
それを人に言わない
良いことを人にひけらかすのは
下品です
それに
ひけらかすと
偽善者呼ばわりされ
実に図星なので傷つきます(笑)

良いことも悪いことも
隠れてやりましょう

4月21日

090421.JPG - 61,953BYTES

ワタリネコ

今度の個展で販売する豆本のタイトルです

ワタリとは出会い別れそして再会であるーワタリネコ・リーダー
という文章から始まります
街から街へ
定住せず旅を続けるワタリネコたちの豆本です
本日
原稿を谷中あずき堂さんに渡し
オッケーを頂き
ほっとしました。
豆本のネタを考えるのが一番大変!
ギャラリーのオーナーさんも
今回も豆本はあるの?あるの?
としつこく聞いてきます
というわけで
次の個展も豆本がメイン(笑)

4月22日

今日は
カーペンターズ40周年だそうです
なんの攻撃性もないカレンの歌声
素敵ですねえ
攻撃的なキングクリムゾンとはえらい違いです(笑)
朝から
カーペンターズのベスト盤を聞きます
午前中は
天気もよくて
軽井沢にいるような気持ちよさ
仕事が手に付きません
午後は
我慢が出来ずにポタリング
上野にあるいなり鮨専門店「きつ音 忠信」で
いなり鮨を買って
ビールを買って
浅草で肉まん買って
浅草寺の休憩所で食べました
幸せです
(絵のこと考えてませんから(笑)

そうそう
スタートレックも40周年
もうじき映画版の新作が公開されるようです
youtubeの予告編
the future bigins....というナレーションで始まり
若きカーク船長、スポック、マッコイ、スールーらしき人も・・
おたく魂に火が付きますな
SFは
未来だ、宇宙だ、スペースシップだ!
これが基本です

4月23日

酔っ払って
裸になって絶叫してもいいじゃないか
と思うのです
彼はいい人というイメージの強い人ですが
いい人やるのは大変なんだから
いい人なんていう人は
この世に存在しません
いい人は演じるものです
「あなたに都合のいい人を私は演じています」
日本はコミュニティの締め付けがきついのです
そのストレスを発散するために
日本には酔っ払い制度というのがあるのです
他国と違って
酔っ払いに寛容な国です

マスコミは騒ぎすぎ
警察もそっと家に帰してあげるとか
彼の孤独を理解してあげる優しさが
あってもいいんじゃないのかなぁ

4月24日

クリント・イーストウッドが出演する最後の映画
グラン・トリノ
明日公開です
今日は、友人とイーストウッドの映画で盛り上がりました
彼の映画に対する姿勢
演出、人生観
あらゆることが勉強になります
ダンディズムというのは
実はある種の女々しさだと思いますが
その女々しさがかっこいい
本当に色気のある人って
同性も惚れちゃうんですよね

4月25日

ania losinger - new ballet for xala 2
http://www.youtube.com/watch?v=6erCH24H96E

この人なかなか面白そうです
Last FMで見つけました
Last FMは
未知の音楽家を捜すのに便利でしたが
有料化されてしまいました
これも
100年に一度の不況のせいなのかな

4月26日

風が強い日でしたが
雑司ヶ谷の鬼子母神までポダリング
不忍通りはアップダウンが激しい上に
行きも帰りも向かい風っていうのはどういうことだ
人生のようだよ

4月27日

スイスのかっこいいレーベル

090428.JPG - 41,031BYTES

Tonus Music Records

トップページのイラストが示しているような緊張感
反復音楽が生み出す重層的な時間感覚と空間感覚は
なぜかとても日本的
ジャズの現代音楽的アプローチ
所属音楽家も9人しかいないコンパクトさ
(そしてなぜか音楽傾向が皆似ている(笑)
小規模で能動的なシステム
こーゆう小さいレーベルがたくさん増えることが
音楽を豊かにするのです

先日Ania Losingerを紹介しましたが
一番のおすすめは
Nik Bartsch's Ronin
(Roninは文字通り「浪人」からとられたものです
Randori(乱取り)というタイトルのアルバムもあります
日本好き?

http://www.youtube.com/watch?v=GERwAQ9196k&feature=related

4月28日

いつものように四時起きで
とりあえず
出来上がっていないけれど
出来上がるはずの絵の寸法を測り
世界堂は九時半には開いているので
朝一番で額とマットを買いに行く
額もマットもあっという間に決まってしまったので
というか
いつもてきとーなので
(だって
大事なのは
パンツより中身じゃないか
いわゆるパンツ泥棒という人たちは
いうなれば
美術館で絵を盗まずに額を盗むようなものでしょ
って、違うかな(笑)
じゃあ帰りは秋葉原にでも寄って帰ろうと思い
うきうきと駅を降りたら
どのお店もまだ開いてないじゃん
早起きしすぎなんだよ、おれ(笑)

額の在庫がなくて
入荷が個展の搬入ぎりぎり
そうだよね
今はゴールデンウィークなんだよね
まいったな〜

4月29日

いっぺんに二十数枚の絵を同時に描くと
すぐにわかり合える絵もあれば
なかなかわかり合えない絵もあります
個展の搬入までに
全部の絵とわかり合いたいと思っていますけど
なかなかね

午後は
絵との関係性に疲れて
ストレス解消に
久々の荒川サイクリングロード
浮間公園まで

十条商店街にある「龍馬」という立ち飲み屋によりたかったのですが
飲酒運転になるので断念
王子でラーメンを食べて帰りました

4月30日

ようやく歯の治療が終わりました
優しい歯医者さんでした
ありがとうございます
三ノ輪近辺に住んでいる人はおすすめです
駅前にある橋本歯科です

090430.JPG - 23,658BYTES

esbjorn svensson trio / leucocyte

たぶん
今のジャズの最先端は北欧だと思います
浮かれていないグルーブ感
水晶のように硬質な透明感
ロックやエレクトロニクスを大胆に取り入れる柔軟性
エスヴェルン・スヴェンソンは
北欧ジャズシーンの牽引者のひとりでしたが
去年事故でなくなってしまいました
(僕より若いのに)
このアルバムが最後です
とても残念です
でも
このアルバムの次はどうなるんだろう
という期待は
誰かが引き継ぐでしょう
想像力は生態系のように繋がっているのです