かものはし日記 2013年3月号


3月1日

花粉症の季節

なんとなく春めいてきました
腰痛は実は心因性のものが多く
「怒り」が原因ととある本に書いてありましたが
花粉症は多分
免疫システムの過剰反応ですから
受け入れがたい何かがあるとか
恐怖心とか
そのあたりの感情が作用しているのかもしれません
最近は春になっても
恐れず
思いっきり鼻で深呼吸をしているせいか
あまり症状がでなくなりました
とはいえ
実はそういうことではなく
「老化」のせいで
あまり花粉に反応しなくなったのかもしれません
(だんだん鈍くなるのよ、いい意味で(笑)

3月2日

オオカミ版「時計仕掛けのオレンジ」

フランスでは
野生のオオカミを捕まえて教育して
羊を襲わないようにしているそうです
洗脳されたオオカミは
かなりのトラウマを受けて羊を襲わなくなる
自然保護と市場経済を共存させるための落としどころが
肉食動物の洗脳というすごい時代になりました
(今時の野生動物は動物園に居た方が幸せかも・・)
そのうち
オオカミに勝てる強い羊を作っちゃったりとか
いろいろやりそうで、恐ろしい

自然保護もブランド化ということでしょうね
(とりあえずうちはちゃんと保護してますよ、という感じ)

3月3日

テロ行為

自分に厳しくて他人に優しかったり
他人に厳しくて自分に甘かったり
そんな人はいないと思います
自分に優しい人は他人にも優しいし
他人を世界を憎んでいる人は
自分も憎んでいる
世界は自分を焦点に立ち上がってくるものです
もっと自分に甘くていい
締め切りも守らなくていい(笑)
自分に甘くなれば
世界はもっと素敵になるような気がします

経済はぐたぐたになるでしょうけど

3月4日

ウォンバット

http://www.youtube.com/watch?v=crjKYkAdiSQ&feature=player_embedded

かまってあげないと鬱病になってしまうほど
人なつっこいんだそうです
マイナーな動物ですが
けっこうファンは多い
パンダよりよっぽどかわいいと思うのだけれど

3月5日


ゴミを出して台所がすっきりしたのに
その夕方にはもう結構ゴミが溜まっているのはなぜ?

毎回インスタントコーヒーの銘柄を変えているのに
全部同じ味なのはなぜ?

いまだに
何も勉強せずに試験当日を迎えるという悪夢で
目が覚めるのはなぜ?
(今朝も・・)

3月6日

シンクロニシティの流れのままに

WBCで
国を背負って
常人にはわからない重圧の中で辛そうに野球をしている人たちを観ていると
社会の中で人としての役割を演じる生き方は
半世紀もやれば十分
(これをやり続けると結構傷つくしね)
後は
シンクロニシティの流れのままに
自然現象として生きたいけど
どうかな(笑)

恐怖心とか
欲望とか
自意識、プライドが強すぎて
われわれは自然現象の一部だったことを忘れているような気がします
苦しみの反動で喜びを得るより
(葛藤の中からでしか喜びを得られないと思い込んでる?)
ずっと楽しい方がいいんじゃないのかな

3月7日

ひとりで立っている人

キューバ戦で
とりあえず調子の良い選手と悪い選手の仕分けが出来たようです
調子の良い選手を使ってください
後は
山本浩二監督が
TBSでとてもいい解説をしていた桑田真澄氏に
電話で細かい部分を助言してもらってください
ちなみに桑田はピアノもうまい

http://www.youtube.com/watch?v=jRy_yLSOiTY&feature=player_embedded

友人は次期WBC監督は桑田がいいと言ってました
僕もそう思います
野球をスポーツを愛して
暴力を否定し
若い頃から周りの声に惑わされず
ひとりで立っていた人
こういうピアノの音も出せる人
そういう人に監督をして欲しい

3月8日

暖かいですねえ
眠いです
猫三段重ねです

http://www.youtube.com/watch?v=_3iXIBgou7M&feature=player_embedded

3月9日

粉っぽい春

大小いろいろな粉が飛んでいる春です
空気が粉っぽくて息苦しい
さすがにちょっと辛い
体調不良です

せめてもの癒やし映像

http://www.youtube.com/watch?v=hpHrZpI47VI&feature=player_embedded

3月10日

心が折れそうになる

面倒くさい確定申告の計算をしようと思って
電卓を探して観たのですが見つからず
心が折れそうになりつつも
(明日でいいかな・・)
仕方がないので
手計算
老化防止にはいいけれど
引き算が難しい(笑)

鼻水が申告用紙に落ちる

WBCオランダ戦

内海が出てきたときは
やばいなあと思いました
性格の良い子がピッチャーをやっている姿は見てられない
ピッチャーはやっぱりマエケンみたいな面構えでないとつとまらない
2軍でトイレ掃除をするような奴はエースにはなれない
と江本さんはおっしゃっておりました
(あんたも掃除しなかったのね)
とはいえ
気が弱くて優しい男の子たちのためにも
がんばれ!内海

3月11日

アスパラ菜初体験

いただきものです
ちょっと観ると菜の花のような感じ、中国原産
朝は炒め物
夜はごま和え
にしてみました
歯ごたえが良くて甘みもあるし
とてもおいしいです

うちの近所のスーパーでは見かけないなあ

3月12日

たまにペットショップで
じっと動物を見ているあぶないおじさんです(笑)
最近は
猫より犬が人気で
ケージの中はほとんど犬

近所のおじさんを男にしてみる

阿部がお立ち台で
浩二さんを男にしたいと言っていましたが
山本浩二監督を「浩二さん」と呼んでいたことが印象的でした
采配は?だけど
この気さくさが今回のチームカラーかも
前々回は王さんでしたから
ほとんど神
カリスマと信者の関係
前回の原さんは
みんなのおにーさん
今回は
近所のおじさん? 

3月13日

急ぎの仕事

急ぎの仕事は結構好きです
迷う暇がないから
時間があるっていうのは
要するに
迷う時間があるということで
最初から決まっていることを
あーでもないこーでもないと考えているだけですから
自由には迷いも選択もありません
最初からひとつ
そういう意味で
急ぎの仕事って自由になれます

3月14日

こけ方がうまい

http://www.youtube.com/watch?v=Tcx6YyXvvRI&feature=player_embedded

つくづく野村さんがWBCの監督じゃないのが
残念ですが
外野にまわってもぼやき全開で結構楽しい
今日見つけたノムさんの金言は

「直球は慎重に、変化球は大胆に」

これは素敵な言葉
人生にも応用がききます

3月15日

名言その2

とある人の寄せ書きを読んでいたら
「同じ事をくりかえすぐらいなら死んでしまえ」by岡本太郎
と書いてありました
(誰だ、田舎に帰る女の子にこんなことを書く奴は(笑)
岡本先生の名言はたくさんありますが
みんなえぐい
彼は死ぬまで直球勝負でしたね
変化球なんて投げません
直球は慎重に、なんていう言葉は通用しません

このぶんだと
死ぬまで変化球を慎重に投げることだけで終わりそうなわたくし・・

3月16日

塩辛好きとしては気になる

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ネットで見つけて気になっていた
「塩辛、干しちゃった」を
浅草の北海道物産展で見つけたので買って食べてみました
(とりあえずビールも一緒に)
フリーズドライの塩辛です
普通においしいですけど
また食べたいなあという感じではないかな
20g 210円
ふりかけタイプもあります

3月17日

機械対人間

2045年あたりで
コンピュータが人間の知能を超えるみたいです
機械がどんどん進化すると
人間の失業率もどんどん上がるらしい
人工知能のサポートにより医師や弁護士など知的な仕事も減る
美容師や清掃など機械では難しい技能労働は残る
絵描きはなくならないかもしれないけど
どうだろう(笑)
今の子供たちは
機械には出来ないようなことを身につけていかないといけないから
大変ですな

いったい人類は何を目指しているんだ

3月18日

WBCあれこれ

子供の頃
たかだか体育の授業の試合で
誰かがミスをして負けたりしたとき
なじる奴がいたり、責任を感じる人が居たでしょ
団体球技はこれがいや
(これは悪しき刷り込み教育だよ)
内川も伊端も泣かなくていいのよ
野球でミスしたって
誰かが死ぬわけでも
放射能か漏れて
自然環境に悪影響がでるわけでもない
自分の球団に戻って
楽しく野球をしてください

今回のWBCの最大の収穫は
桑田真澄氏の解説ですね
主に野球少年に向けての
理論的で優しい解説に野球愛を感じました
そして
優しい声と丁寧語で毒舌(笑)
(桑田のアドバイスを聞かない沢村投手に根に持っているところもいい)
勉強になりました

前回のWBCの監督選考の時もそうだけど
どうも王さんもコミッショナーも
ノムさんに監督をやらせたくないらしい
全体的に
日本のシステムというのは
頭のいい人、優秀な人を排除しようとする傾向に
あるような気がします
桑田も危険

3月19日

夏日ですか?
身体がついていけないのもあるけれど
部屋の中に蚊がいたのには驚いた

http://vimeo.com/couchmode/amprods/videos/sort:date/18915900

蚊が成虫になる様子を超高画質撮影
とても美しいけれど見つけたら必ず殺す(ごめんね)

3月20日

友人の結婚パーティ@仙川

調布市仙川の森のテラス
という素敵な場所で二組のカップルの結婚パーティ
新郎新婦もお客さんもほとんど絵描きなので
細かいところまで趣向が凝らされ
気配りもさりげなく
何を言われるまでもなくおのおのがやるべきことをやり
まるで一枚の絵が出来上がっていくプロセスを見ているように
進行していきます
食べ物もほとんど手作りで持ち寄り
とてもアットホームなパーティでした
絵描きって
いい人が多いなぁ

3月21日

いつもお世話になっているギャラリーMalleのパソコンの
お引っ越し(データの移行)をする
データ移行に伴ういくつかの不具合が未解決のまま呑み会へ
(また明日も行かなきゃ)
とある人形作家に
かとーさんは言い方が面白いと言われて
いや、内容だって面白いはずだと
心の中でちょっとむっとする(笑)

3月22日

ギャラリーMalleのオーナーに
新しいパソコン(windows7)の使い方をレクチャー
アプリケーションも新しくなってしまうので
使い方も微妙に違う
オーナーに使いにくいと愚痴をこぼされるが
それはぼくのせいじゃないよ(笑)

夜は恵比寿の香り家
季節の野菜のてんぷら蕎麦をいただきました
タラの芽、菜の花、たけのこなど

ここのお蕎麦はお勧めです

3月23日

早朝
さくら橋付近を散歩
桜はもうほとんど満開です
すでに
花見の場所取りのシートも張ってありました

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ソメイヨシノも満開ですが
これは大島桜
葉っぱも出ているのが特徴
桜餅はこの葉っぱを塩漬けにしたものを使用するそうです

ここ数日外食ばかりで
贅沢な食事になれていない胃がびっくりしたらしく
おなかを壊しております・・

3月24日

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花冷え

上野公園は朝から混み混みです
かなり肌寒いけれど
もう宴会している方々がちらほらと
(昨日の晩からかな)

桜って花は可憐だけれど
枝振りはまがまがしい
そこが好き

3月25日

春キャベツ

みっちりと葉っぱが詰まっている冬のキャベツと違って
春キャベツはすかすか
若干損した気分になりますが
このすかすか感、空気感
空間が大事なんですね
春のキャベツが
柔らかくて抜群においしいのは
この空間のおかげでしょう、多分

絵も一番大事なのは
「空間」です、多分

3月26日

さかなへんにブルー@長嶋監督

ネットで
三陸産の鯖の切り身をまとめて購入
鯖好きです
あんまり高級じゃない鯖が好き
ノルウェー産とかね
ああ
花見をしながら鯖寿司も食べたい

3月27日

請求書を書く

原稿料に対する源泉徴収額は
今までは10%で
原稿料はいわゆる「並び」(30000円だったら、税込み33333円)で
書き込めば良かったのですが
今年から復興特別所得税が加わり、全体で10.21%になるので
原稿料を0.8979で割らないと出てこない
ちょっとめんどくさいですね

平和ボケ?

水族館のマイワシが
天敵が居ないせいか群れをなして泳がなくなったので
マイワシにカツを入れるべく
マグロを投入するそうな
ほんとに平和ボケなのかな?
よく水族館のイルカが子育てを放棄したり
水生生物たちにとって
水族館という閉鎖空間に対するストレスは尋常じゃないような気がします
イワシだってばかじゃないのだ

平和ボケでかたづけちゃう
自然に対する人間の勝手な思い込みって
罪深い・・

3月28日

ライデンフロスト現象

熱したフライパンに水滴を落とすと
水滴とフライパンの間に蒸気の皮膜が出来て
しばらく水滴が蒸発しないという現象をライデンフロスト現象といいます
新しく買ったフライパンは
洗って水滴がついた状態で熱したとき
この現象がやたら長くて
水滴がなかなか蒸発せず
炒め物をやるときにちょっといらっとします

いらいらしながら
昔、松岡正剛がこの蒸気の皮膜こそ異次元だとかなんとか
科学的なんだか文学的なんだか、そんなことを言っていたのを思い出しました

獄中ダイエット

ホリエモンは今回も良い感じでやせて出てきました
公共サービスとして
開いている獄舎を一般人に有料で貸し出すってのはどうでしょう
ダイエットにもなるし
人生のリセットにもなる

3月29日

存在するだけで、1.2兆円

人間も
家賃や食費や光熱費などなど
存在するだけでお金がかかります
原発は全部止めても
その維持費だけで年間1.2兆円て
ずいぶんな存在感ですな

3月30日

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移民の歌

近隣の友人たちと上野公園不忍池を缶ビール片手に散歩
(写真は、不忍池のカモメ。酒の肴をもらいに来る)
そしてアメ横で昼呑み
最後はカラオケで
ツェッペリンの移民の歌を大合唱
RCサクセションにU2にオアシスなどなど
今日はロックなカラオケでした
あたしは、クリムゾンの21世紀の精神異常者を
ボズ・バレルのように歌ったつもり
(間奏ばかりで歌うところがほとんどない・・)

3月31日

今日も寒いです

都内でいろいろ用事を済ませた後
経王寺へ
僕が描いた大黒様の看板ができたというので
見に行きました
最初、大黒様は女の子にしようか、という話もあったのですが
それだと今はやりの萌え寺になっちゃうし
二番煎じはいやだということで
普通の大黒様の絵になりました
(普通が良いよね、やっぱり)
ライトアップされてなかなか素敵
そしていつものように
ご住職と呑み
二日連続はちとつらい