かものはし日記 2016年3月号


3月1日

5度目の正直、ディカプリオが熊に食われる映画でアカデミー主演男優賞受賞
よかったです
彼の演技で一番すきなのは、ギルバート・グレイブかな
ジャンゴの悪役もよかった

マッドマックスは、作品賞取れなくて残念
この映画は歴史に残るんだけどね

3月2日

wire / shifting

フィルインすらないシンプルなドラム(スネアとバスドラとハイハットのみ)
そこそこ重いベース、冷たくてやわらかいボーカル
さわやかな疾走感
シンプルで最近のわたくしの気分にぴったりです

こういう感じの絵が理想かな~

3月3日

絵を描くのはほんとむずかしい
いまだに手探り
だから面白いんだけどさ

めずらしく適量の昼呑み@御徒町
うなぎの肝焼きとビール
アンチョビ入りオリーブの缶詰をいただいたので
久々に村上春樹の小説の主人公のようにパスタを作るか
やはりプッタネスカかな

3月4日

微妙な線の練習

brian enoせんせいの新譜が4月後半に出るそうです
過去のどの作品とも似ても似つかない意欲作だそうで
待ち遠しいなあ

デビッド・ボウイの追悼でリック・ウエイクマンがlife on mars
弾いてます
オリジナルも彼がピアノを弾いてましたね
ぐっと来ます

友人が参加しているグループ展へ@銀座
猫を亡くした最中に描いたそうで
さびしくて優しげな絵にぐっときました

3月5日

ちょっと花粉がきてるな

3月6日

アメ横を散歩すると元気が出る

3月7日

昨日も呑み会でしたが
やはり今朝はちょっと胃が痛かったりする

3月8日

もうじき終わってしまう大沢さんのゆうゆうワイドが
4月から毎週土曜日の3時に、ゆうゆうワイド土曜版で継続するようです
うれしいなあ

3月9日

お前は持ち場に戻るんだ

3月10日

何の前知識もなくデイゼルワシントン主演の映画「デジャブ」を観ていたら
犯罪ものが途中からSFになったのでびっくり
ものすごい違和感だけど映画の出来はとてもいいです
ヴァル・キルマーがものすごく太っていたのもびっくり
といっても10年前の映画なんだけど

3月11日

男は世界に下校を告げる

オーケン率いるラウドロックバンド「特撮」の曲
霧が晴れた日

3月12日

キース・エマーソンも亡くなってしまった
自殺らしい
誰にでも闇はあるさ
今日はタルカスを聴く
幻魔大戦

ちなみに
タルカスは、吉松隆さんのオーケストラバージョンも絶品です
曲の完成度はこっちの方が高いかも

3月13日

その場をしのげばあの場もしのげる
この場もだいじょぶ

3月14日

世界曲線化計画

これ、ちょっと欲しい
高速エレベーターカーが4台あるのはさすが
久々にファイヤーフラッシュ号の救出シーンをyoutubeで観ました
(もう、かっこよすぎてしびれる!)
高速エレベーターカーがタイヤをロックしてブレーキをかけるもんだから
タイヤがバーストしてひどいことになってましたが
当時はアンチロックブレーキがなかったのか
演出上この方がかっこいいのか
たぶん、後者かな
ちなみに
ファイヤーフラッシュ号は原子力旅客機です(笑)

3月15日

ようやく晴れました
今日は暖かいかな
寒の戻りとはいえ、寒すぎでしたね

育児放棄はよくない

民進党という言葉の響きはなかなかいいような気がする
だめだとか期待してないとか言わないで
いいところを伸ばしましょうよ
国民が政治を育てるというのが民主主義でしょ

3月16日

これも対人恐怖症かな

今何をしているかより
今まで何をしてきたかの方が重要な世界
初対面のその人の輝きより
その人の過去が気になる
感覚として人を受け入れられないから
過去のデータを参照にするしかない関係性というのは
ちょっと悲しい

3月17日

歳のせいで免疫力が落ちたのか
昔ほど花粉症がひどくなくて
森永の絶品キャンディ、鼻トールメントールだけで花粉の季節はしのげるのだが
最近その鼻トールメントールを
コンビニで見かけないので困っているのよ

3月18日

ついyoutubeで佐伯日菜子版エコエコアザラクを観てしまう
97年放映だからもう20年前だけど
(放送当時観てました)
ドラマの出来はいいし
こんな目力の強いアイドルって今はいないよね
怖かわいい

エンディングの曲もいいじゃないか

3月19日

スプリングコートの活躍期間は短い

3月20日

さほど暖かくもなく寒くもなく
さわやかな一日でしたな

3月21日

理不尽に美しさを
(園子温版リアル鬼ごっこの感想)

わけもなく生まれてわけもなく死んでいくくせに
われわれにはなぜか
釈然としたい願望というのがあって
ようするにオチが欲しい
映画などは、人生を2時間ほどに凝縮して
この人生には意味があったとか
不可解なこの状況は実はこういうことなのだ
というオチを提供してくれました
とはいえ
そろそろ意味のある素敵さを提供し続けるのに
限界がきたようです
(もう何も思いつかないんだよ、人類は)
これからは
意味のない素敵さを提供していきましょう
それぞれが

3月22日

3月23日

3月24日

寒い

3月25日

不倫謝罪炎上

人は基本的にぐだぐだです
いろいろな人に癒されたいわけで
家族という枠の中だけじゃ満たされない
なんでもシェアの時代ですから
家族という枠をゆるめて
いろいろな人に癒され
いろいろな人を癒してあげればいいじゃないか
と思うんだけど

日本では空気と呼ばれている幻想大気は
空気と呼ばれている割には息苦しい

仕事でロケットエンジンのことを調べていたら
「われわれが求めているのは
最高の技術でも最新の技術でもない、最適な技術だ」という
民間で初めてISSとのドッキングに成功したスペースX社のCTOの言葉をみつけて
ぐっときました
身の丈にあった、オーバースペックでない技術で
イノベーションを実現する
生きていくうえでも「最適」って大事

3月27日

なぜだか頭が重いので
呑むことにしました
そういえばずいぶん呑んでない(3週間くらい)

3月28日

希望も絶望も抱かず
毎日ちょっとずつ

3月29日

咲きそうで咲かないはちきれそうな桜のつぼみが
なぜかエロい

3月30日

人間以外の応募がオッケーの文学賞、星新一賞に
人工知能が応募して
入賞はしなかったけれど、一次予選に通ったものがいくつかあったそうで
その一部が公開されていたので
ちょっと読んでみましたが
文章はちゃんとしているし、そこそこ面白い
人工知能が書いた小説がベストセラーになる日はそう遠くないかも
絵描きもやばいな

人工知能の台頭は
人間の思考があるパターンから抜け出せなくなっているというか
世界が分析されすぎているってことかも
分析はつまらない

何事も分析しない判断しない
考えるな、感じろ
ブルース・リーのお言葉はいつも正しいけれど
これを実践するのはほんとに難しい
人間はほんとにシンプルなことをするのがいちばん苦手なのよ

3月31日

伝説的なジャズベーシスト、チャーリー・ヘイデンの娘さん
ぺトラ・ヘイデンのアカペラ映画音楽集
petra goes to themovie
荒野の用心棒とか8 1/2とかを
伴奏も含めてアカペラでやってます
すごいです
バクダット・カフェの名曲calling youは
ちゃんと歌ってます
これもすばらしい