かものはし日記 2016年12月号


12月1日

青いアンカーを下ろし、今にとどまる
朝の静けさが好き

12月2日

思考はいつか言葉になり
言葉はいつか行動になり
行動はいつか習慣になり
習慣はいつか性格になり
性格はいつか運命になる
@マザーテレサ
恐ろしいなあ
やはり
考えるな、感じろ@ブルース・リー
ですね

12月3日

いろいろ用事があって
都内を自転車で走る
風もなく、そこそこ暖かい自転車日和
イチョウの黄色は、光が当たると金色に輝く

12月4日

初めて中国のSF作家さんのイラストを描いてます
これはナノマシンを使った中華思想なのか
ナノマシンを絵にするにはどうすればいいのか
悩んでます

12月5日

今日は歯医者

神経を抜かない治療法3mix-mp法は
順調のようです
確かにあまり痛くない治療法ですが
精神的には痛いです
(今日はタオルで目隠しされました)

本日3ヶ月分くらいのの恐怖心を使ったので今は怖いものなしさ(笑)

12月6日

舌の力を抜く訓練をする

昨日歯医者さんに治療中
舌の力を抜いて!と言われ
舌の力って、どうやって抜くんだろうと考え込んでしまいました
舌の身体感覚
あまり意識したことなかったです

12月7日

友人の日記を読んでいたら
クリスチャン・ラッセンと日清がコラボしているみたいで
サイトを観にいってびっくり
ラッセンといえば
わたくしがオフィシャルで(呑み屋で)
「死ねばいいのに」と発言している絵描きの一人ですが
サイトにあるシャチと光り輝くてんぷらの絵を見て
こいつは本当に馬鹿なんだなと思って
ちょっと好きになりました

12月8日

宇宙から巨大な「ばかうけ」がやってくるSF映画メッセージ(原題arrival)の日本公開が
来年の春というのはちょっとショック

12月9日

人生の衝撃波に備えよ

12月10日

昼間いろいろ用事を済ませた後
夜は友人からいただいたチケットでみちのく寄席
東北の芸人さんの芸を堪能
キングクリムゾンのような津軽三味線にもぐっときましたが
特に落語は、東京のよりやさしくてこっちのほうが好きかも
東京って言葉がきついね

12月11日

忘年会

和歌山の紀土(きっど)という日本酒がおいしかった
紀伊半島あたりの日本酒が僕の好みらしい

12月12日

いい天気
乾き物みたいな雲

life is a beautiful monster/crimetime orchestra

ノルウェーのフリー系ジャズの人たちのビックバンドジャズ
タイトルがいいですね
人生は制御不能予測困難な化け物のようであるけれど
それゆえ美しい

12月13日

友人のおもろい夫婦と忘年会@浅草橋
おふたりはあいかわらず極端なところにいて
まんなかにはいない
中庸などという安易なバランスをとらないところに
いつもぐっときてます

12月14日

ラニーニャ失速

気象予報士の森田さんの説では
今年の気象パターンは
遅い桜の開花、台風たくさん、秋の天候不順、早い初雪という
1998年の気象と似ているそうで
その流れによると今年は暖冬だそうです

12月15日

流体建築
情熱の波に乗る

百数十キロの金塊を強奪なんて、なんか昭和的
実体のない仮想世界が現実とみなされている中で
いまだ身体性が失われていないワイルドでアナーキーな人たちが日本にいるなんて
ちょっと驚く

12月16日

12月17日

HBO製作のドラマ、ウエストワールドはなかなかすごかった
(日本ではスターチャンネルで放映)
ジョナサン・ノーランの脚本は
知的な世界観が魅力だけどラストの仕掛けというか構造もすごい

人間の本当の凶暴さは
本能ではなく知性にあるのだ

12月18日

風前の灯という名のリアクターで動く

確かに歳をとると
得意なこととか好きなことしかやらないので
新しい発見がないんだよね
新しい発見がないから
一年があっという間なのさ

12月19日


12月20日

スターウォーズ・ローグワンを観る

これはstarwarsじゃあないのう
そこそこの出来のSF戦争映画

なんとかというカメラで撮った冒頭の実写の風景が実に美しい
そこに帝国軍の宇宙船が降りてくる
ああSFだなあって
それだけで満足

12月21日

スターウォーズ初の東洋人、ドニー・イエンはめちゃめちゃかっこいいんだけど
なぜか違和感
スターウォーズの根底に流れる東洋思想を
東洋人にやらせるとどんぴしゃ過ぎて。
東洋的なものを東洋人に語らせるのではなくヨーダというクリーチャーにやらせたところが
ルーカスのすごいところ
東洋人を出さなかったんじゃなくて、出せなかったのかもねえ

12月22日

orion tango /orion tango

フィラデルフィアのエクスペリメンタルでフリーな3ピースバンド
デビューアルバムだそうです
淡々としているところが好み
クラウトロックというか、プログレですな

九州の友人から白いご飯の恋人(明太子)が届く
毎年ありがとうございます
今年もおいしいです!

12月23日

so it goes (そういうもんだよ)@スローターハウス5(カート・ヴォネガット著)

どんなつらくても世界をそのまま受け入れ、決して憎まず。
そういうもんだよ、と言ってみる

最近、カート・ヴォネガットを四半世紀ぶりに読み返してます
ディックやバラードにうつつをぬかしていた若いころが恥ずかしい
ヴォネガットの方がぜんぜんいいじゃん
今読み返すと
なんとなく村上春樹っぽいですが
村上春樹がヴォネガットの影響を受けてます
念のため

イギリスのprog magazineの音楽評論家sid smith
(クリムゾンの本を出したことがあるようです)
2016年ベストアルバム7位の
bent kneeがなかなか素敵
美しい女性ボーカルとアヴァンギャルドなバックの演奏が絶妙

12月24日

クロッキー会&呑み
クリスマスイブにおじさんばかりで呑むのも楽しい

12月25日

昨日のクロッキー
昨日は場所的に背中を描くことが多くて勉強になったかも

鎌田浩毅著 地球の歴史(中公新書 上中下巻)が面白そう

かつて大陸はパンゲアと呼ばれるひとつの大陸でした
今は5つに分かれていますが
3億年後にはまたひとつになるそうです

大陸の動く早さは
爪が伸びる速さと一緒だそうです

12月26日

換気扇の掃除しないとな~

12月27日

BBCの自然ドキュメンタリー、プラネットアース2が
NHKで放映されているんですね
10年ぶりくらい?
まだ撮れる自然が残っていることにちょっと安心しました
まあでもひょっとすると
全部CGかもしれないけど(笑)

アッテンボロー爺も健在

12月28日

姫さま
may the force be with you

12月29日

ロック師匠とその息子さんと呑み@中野
日本酒を2合ほど呑んだ後、スタジオに入ってドラムを叩く
師匠ギター、息子さんベースで3ピースフリーロックバンド
師匠のギターに合わせてリズムを刻む
相変わらずのへたれドラムです
練習をすればもうちょっとうまくなると思うけど
練習はしません

12月30日

換気扇まわりの掃除をする

12月31日

青空都市へ行ってみよう
よいお年を