かものはし日記 2025年3月号


3月1日

辻堂に引っ越して、あっという間に4か月
早いものです
もうそろそろ
辻堂で描いた初のキンドル漫画が完成しそうです
なんか大げさですが
旅の音楽家が場所によって音楽が変わるというのを
聞いたことがあるので
ひょっとしたらわたくしにもそんなエフェクトが・・、と期待しています
というか
なんかいい感じに仕上がりそうです
「雲と電信柱 utility pole system」というタイトルです
雲と電信柱だけの世界

よろしければ是非!

3月2日

いきなり春です
自転車でお買い物が気持ちいいです
今日は
辻堂のテラスモールへ、ウナギ弁当を買いに行きました
比較的安くておいしいうな丼です
日本一という焼き鳥屋さんに売っております
歳をとるごとに花粉症が軽くなっていくので
(ほぼ症状なし)
今はほんとに春が楽しい

3月3日

アニメ 少女終末旅行

これ、けっこう好きです
3月8日までABEMAで全話無料

3月4日

Otto A. Totland / Exin

ノルウェーの作曲家でピアニストの
ささやかでアンビエントで瞑想的で少しクラシカルなピアノ小品集
とてもいいです
寝る前とかいいかも

3月5日

新作のキンドル漫画の作画が終わって
ちょっと一息
今日は寒いね、雨だし

3月6日

ステキな未来へ

夜のパン屋さんというのがあるそうです
パン屋さんが営業時間内に売りつくすことができなかったパンを集めて
夜に別の場所で販売する試みです
フードロスもなくせるし
雇用も創出できるそうな
ステキな未来です

3月7日

悪役令嬢転生おじさん挿入歌
銀河鉄道999

9話の挿入歌です
井上和彦さんの歌声もすばらしい

3月8日

徳間書店の小説紙「設楽」で
今月から恩田陸さんの小説が始まりまして
その挿絵をわたくしが担当することになりました
タイトルは「群青の王国」
学園サイキックものです
よろしければ是非観てください

3月9日

新作キンドル漫画「雲と電信柱」40ページ

キンドルのフォーマットが知らない間に変わっていたりして
けっこうバタバタしてしまいました

3月10日

キンドル漫画 雲と電信柱 utility pole system

突然
雲と電信柱しかない世界に転送された女性ジュリ。
電線の上を自転車で走る青年イリヤに出会い
この世界を案内される。
記憶のあいまいな彼女は
電線の上で出会った人と交流しながら
少しずつ記憶と自分を取り戻していく。
そして
「アリガトウ」という謎のフレーズが
この世界全体の重要なエレメントであることに気付くことで
新たな世界へとシフトしていく。
ステキな未来のためのSFファンタジー
270ページオールカラー

1年ぶりのキンドル漫画です
1話完結の短編です

パンツを履かない女性が主人公の話は二度目です(笑)
量子言語学という架空の学問も出てきて
けっこういい感じに仕上がっていると思います
(自画自賛)
よろしければ是非読んでみてください
そして感想を聞かせてくださいませ

3月11日

雲と電信柱 47ページ

すいません
ほぼ最後のページ 267ページ
セリフを少し書き足しました
もう読まれてしまった方はご確認ください

Tom Waits - Tom Traubert's Blues (Live 2025)

素晴らしすぎて声も出ない

3月12日

何かに依存しない

誰かが何かを変えてくれる
なんてことはありません
量子力学的には
自分の内側の変容が
外側に変容しているだけです
いつもわたしたちが主人公で
主導権を握っている
という意識が大事です

3月13日

daigos / 桃源郷

とても素敵なアンビエントです
youtubeには音源がなかったのでbandcampから

3月14日

二つの光

光には二種類あって
ひとつは
闇の対極にある光
もうひとつは
光も闇もオッケーというニュートラルな光
闇もこの世界において分離という大切な役割があるのです
闇を否定せず受け入れるというニュートラルな在り方
これこそが本質の光だそうです

grand river / tuning the wind

自然とテクノロジーとアート

ピッチを調整した風の録音を重ね
その風の音にチューニングされたシンセサイザーと
融合させることで
とても荘厳で美しいサウンドスケープを生み出しているようです
理想的な未来のイメージ

こういう感じで漫画が描けないものかな

3月15日

本当の調和と偽の調和

偽の調和は
みんながちょっとずつ我慢して成り立っている調和
本当の調和は
ひとりひとりが自分が本当に好きなことをして
それが他者と競合せず
見事にかみ合うこと
誰も我慢しない
シンクロニシティってそういうことだよね

3月16日

とてもシンプル

じぶんを好きになるメリットは
すべての関係性が良好になることだそうです
人間関係も職場関係も社会との関係も
逆に
自分を嫌いな人は関係性が不安定になるます

どんな自分も愛すること

3月17日

Laurie Torres – Lisière (Official Visualiser)

ピアノ、どらむ、シンセサイザーを中心にフィールドレコーディングを織り交ぜた
とてもやさしく静かな反復系音楽
ハイチ人を両親に持つカナダ出身の音楽家

3月18日

一生懸命である必要はないけれど
本気である必要はある

3月19日

今日は小雨の中、鵠沼海岸自転車道を走る
風はほとんどなく
海は凪状態
まるでベッドメイクしたシーツの様

3月20日

40年ほど前に同居していた雌猫は
超美猫だと思っていたのですが
最近当時の写真を見直したら
確かに美猫なんだけど昔の美猫なんだよなあ
今の猫の方が洗練されているんだよ
昔の美人と今の美人があるように
猫もそうなんだな~

3月21日

知識よりも体感を

これからの時代は
知識よりも
言葉よりも
体感でつながっていくような気がします

3月22日

jo / flying

A blissful elevation to DX-7 heaven!(DX-7天国の至福の昇天!)
という言葉を残した人がいるくらい
80年代はDX-7の音ばかりで
当時のわたくしは若干ムッとしておりましたが
、今思うと
神マシンだったのですね。
この曲はSF映画のエンドロールに流したらステキだろうなあ、
と思うくらいのいい曲です。DX-7独特の寂寥感がいい

3月23日

介護な日々

石川啄木の歌に
「たわむれに 母を背負いてそのあまり 軽きに泣きて 三歩歩まず」
というのがありますが
それは昔の食糧事情だからであって
最近は超重いです(笑)
「重きに泣きて 三歩歩まず」が正しい
でもこの歌は
言葉の流れはとても気持ちがいいんですよね
名歌です

3月24日

SFはもっともっともっと・・

わたしたちの限られた世界で
限られた認識と思考で物事をとらえても
生み出せるものは「制限」だけ

3月25日

火星の青い夕焼けと火星人ピアニストとトライポッド型ピアノ

火星の夕焼けは青いそうですが
それを表現したSF映画ってありましたっけ?
リドリー・スコット監督の火星映画オデッセイとかありそうですけど・・
火星ってアニメではほぼテラフォーミングされてるし

(トライポッドとはSF作家HGウェルズの宇宙戦争に出てくる火星人の3本足の侵略兵器です)

3月26日

今期、一押しのアニメ
「花は咲く、修羅のごとく」が終わってしまった
朗読をテーマにしたアニメでしたが
声優さんの演技のうまさを堪能しました
(わざと下手に朗読するとか、すごい)
同じ作者さんの吹奏楽部という団体競技をテーマにした「響け、ユーフォニアム」とは
違って朗読は個人技なので
こっちの方が好みでしたが
演出的には地味なので2期はあるのかな

3月27日

恩田陸さんのサイキック小説「群青の王国」のイラストを描き始めました
徳間書店の小説誌「読楽」4月号にて(本日発売、配信開始)
よろしければ是非ご一読くださいませ

3月28日

サジタリウスB2の居酒屋にて

というイラストを描きたかったのだが
何も思いつかなかった・・
サジタリウスB2の星雲には
地球の全海洋の数百倍のアルコールが含まれているそうで

3月29日

辻堂のブックオフには
辻堂ならではの中古品が売っております
それはサーフボード
おれもやろうかな~
意外と簡単そうだし(なめてる)

3月30日

ブラックホールって小さな穴だと思っていたら
意外に大きい

地球から100億光年離れたクエーサーton618のブラックホールは
太陽の600億倍だそうで

メダリスト13話

ダメダメだった過去の自分に
過去の自分があったからこそ輝いている今の自分があると
感謝してさよならを言い前に進む
という小学生とは思えないような内観を描くアニメにびっくり
けれど
これからの時代はそういう子供たちが増えていくんでしょうね

3月31日

uhlmann johnson wilkes / arpy

グレゴリー・ユールマンのギター、ジョシュ・ジョンソンのサックス、サム・ウィルクスのベースによる
若手実力派のジャズトリオ
フリージャズといえば、昔は演者同士のバトルのような攻撃的な感じが主流でしたが、
最近のフリージャズは、優しくて調和を感じます。
ちなみに3人とも学生時代からの友人だそうです。